注意!

 

テイルズ オブ ジ アビス イラストレーションズ
藤島康介のキャラクター仕事

一迅社

実は私、『テイルズ オブ シンフォニア』版の「藤島康介のキャラクター仕事」も持ってたりします。
『シンフォニア』はそこまで熱烈なファンではないのですが、何故か買ってました。
(あ、でもGC版もPS2版も持ってるし、小説もアンソロコミックも買ってるから、結構コアなファンに入るのか? 汗)
で、その時は地味に後悔してたんですよね。あまり見るとこない本だなーと。
だから今回も特別な期待はせず、まぁコレクターアイテムのつもりで入手したのですが。

結構満足でした。
第一に、ラフですが藤島さんの短髪ルークの表情集があったこと。
#実際のゲームの絵を担当した松竹さんの絵だと、長髪ルークと短髪ルークって顔の輪郭からして全く違うようにしか見えないのですが、藤島さんの絵で見るとちゃんと同一人物でした。短髪ルークは長髪時より可愛い雰囲気だけど、実に目元が涼しい美青年ですねー。笑顔は打って変わって無邪気で可愛い!
第二に、藤島さんのキャラクターに関するコメントから、依頼書に書かれてあった各キャラクターの基本イメージが見えたこと。
#ルークは当時の最先端のファッションに身を包んでいるとか、ナタリアは「お姫様の考える冒険者ファッション」って感じの勘違い冒険者風だとか、ティアは自分が地味なのを気にしているとか、ガイは居合いの達人、でも侍ではないとか、ヴァンは「織田信長」のイメージだとか
第三に、アッシュの上衣の下の設定画など、ゲーム中で分からなかった衣装設定が見えたこと。
#ルークのあの靴、実はブーツだったんですね。あと、ジェイドのロングブーツの下はタイツ。ズボンではなかった…。アッシュもタイツです。…やおい好きな方にとっては困りものなファッションかな。ビジュアル的に(苦笑)。

それから、アッシュとヴァンが藤島さんのデザインだとハッキリ分かったのも嬉しかったです。ナムコのデザイナーの奥村さんと どちらがデザインされたのかなーと思ってたので。

…実際のところ『シンフォニア』の画集と内容充実度的にはさほど変わらないのでしょうが、今回の方がずっと楽しく読めたのは、私自身が『アビス』のキャラクターに もの凄くのめりこんでいるからなんでしょうね。ガイのデザインのイメージは映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』だとか、そういう些細なことで大喜び。


吉積プロデューサーさんと藤島さんの対談は、別に目新しいことは言ってませんでしたが、ティアに関して、

吉:今回周りがみんな軍人さんとかじゃないですか。ティアだってアサシンみたいなものですし。
藤:もう私のなかではこの人、相当人殺してますからね(笑)。100人、200人は楽に殺してるんじゃないかみたいな感じで。なんの感情も見せずに殺せるぐらいな娘ですね(笑)。

とかあったのが印象的でした。
…しかしゲーム中の情報を見る限り、ティアって軍人になって最長でも二年で、元はユリアシティの市長の孫娘なお嬢様だったんですが…。それがなんでそんな大量殺人者に?(汗) こえー。ティアこえー。

 



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