オールドラント簡易年表(現代)

「ND」は新創世暦の略

出来事 年齢 備考
ND1982
11/22(金)
  • ジェイド・バルフォア誕生
  • 同年にサフィール・ワイヨン・ネイス(ディスト)も誕生しているが、誕生月日は不明。
ジェイド0歳 ジェイドは後に「ジェイド・カーティス」と名を改める。

前年にピオニーが誕生している。
ND1989
  • 《魔将》という二つ名で神託の盾オラクル騎士団師団長を務めていたゲルダ・ネビリム、導師エベノスの指示により、惑星譜術復活の研究を開始する。
ジェイド6〜7歳 アニメ版外伝漫画『追憶のジェイド』よりの情報。
ND1990
  • ヴァンデスデルカ・ムスト・フェンデ誕生
  • ジェイド、8歳で「譜眼」を発案。
    譜眼とは、人体のフォンスロットの一つである「目」に譜陣を刻み、通常の三倍以上の音素を取り込んで譜術の効果を高める技術。
    ジェイドはこれを自身に施すことにより、第七音素以外の全ての音素を扱えるようになった。
    だが、多くの者は譜眼を施せば取り込んだ音素を制御しきれずに暴走し、死に至る。よって譜眼は現在は禁術扱いになっている。
    余談だが、ジェイドの眼鏡は譜眼をより安全に制御するための譜業である。
ジェイド7〜8歳
ヴァン0歳
ヴァンデスデルカは後に「ヴァン・グランツ」と名を偽る。

ファミ通攻略本にはヴァンはND1989の生まれだと書いてあるが、ゲーム開始時のND2018の年齢が27なので、それでは計算が合わない。
ホド崩落のND2002の5/41時点で11歳、物語開始のND2018の1/23時点で27歳だと考えると、ND1990の5/42〜年末生まれになる。よって、ここではそのように仮定して表記する。


後に発売された『ビジュアルファンブック』年表には、ヴァンはこの年の生まれだと記載されている。
ND1991
  • ゲルダ・ネビリム(この時点で24〜25歳)、ロニール雪山での惑星譜術実用実験に失敗。術を暴走させ、立ち会った多くの教団員を死なせてしまう。
  • ネビリム、神託の盾オラクル騎士団を退役して、ロニール雪山近くのケテルブルクに私塾を開設する。
  • ジェイド、9歳でフォミクリー技術の前身の譜術を編み出し、妹ネフリー(3〜4歳)の人形を複製する。
    ネビリムは、才に恵まれた故のジェイドの傲慢さに、過去の自分を重ね見て心配する。
ジェイド8〜9歳
ヴァン0〜1歳
ジェイドがフォミクリ―技術を生んだのは9歳の時。ならば翌年の可能性もあるが、ファミ通攻略本にはネビリムの死は私塾開設またはフォミクリ―誕生の三年後だと書いてあるので、私塾開設の年に技術を生み出したとするのが相応しいだろう。
つまり、フォミクリ―技術が生まれたのはジェイドの9歳の誕生日以降、11/22〜年末ということになる。
ND1992
  • ジェイド、サフィール(ディスト)を囮にして屋敷に忍び込み、軟禁されていたピオニー皇子と出会う。
  • ピオニーの提案で、ジェイドとサフィールが屋敷と街を結ぶ本格的な抜け穴を製作。
  • 以降、ジェイド、ピオニー、サフィール、ネフリー四人のネビリムの私塾を中心にした子供時代が始まる。
ジェイド9〜10歳
ヴァン1〜2歳
この情報の初出はファミ通版小説外伝だったが、後に『ファンダム2』で小説そのままのシーンが語られ、公式設定であることが確定した。

ピオニーが屋敷を抜け出していたことは、大人ではネビリムしか気付いていなかった、ということになっている。
ND1994
  • ジェイド、第七音素セブンスフォニムを暴走させてネビリムの屋敷を焼き、ネビリムを死亡させる。
  • ネビリムの死の直前、ジェイドは譜術によってレプリカネビリムを作成するが、精神の狂った失敗作だった。
    このレプリカをジェイドはその場で処分しようとしたが逃走され、サフィールと共に重傷を負う。
  • ジェイド、カーティス家の養子となり、ジェイド・カーティスと名を改める。
  • 『追憶のジェイド』によれば、この年から《連続譜術士フォニマー死傷事件》が起き始めた。
ジェイド11〜12歳
ヴァン3〜4歳
TVアニメ版設定によれば、ジェイドがネビリムを事故死させたのは彼が12歳の時。つまりこの年の11/22以降となる。

この頃のフォミクリーは「譜術」であり、第七音素以外の六つの音素によってレプリカを作製するものだった。
しかしこの方法で生物レプリカを作ると、特定音素の欠乏によって精神や能力に変質が起こる。

カーティス家は軍家の名門で、ローレライ教を深く信仰している。
ND1995
  • ジェイド、グランコクマの帝国譜術・譜業研究院に配属。フォミクリーの研究を本格的に開始する。
ジェイド12〜13歳
ヴァン4〜5歳

ND1996
  • ジェイド、カーティス家の子として、グランコクマの士官学校に入学。
    彼を追ってサフィール(ディスト)も士官学校に入学。
  • 『追憶のジェイド』によれば、ジェイドとサフィールは昼は士官学校で軍事訓練、放課後以降帝国譜術譜業研究院でフォミクリー研究という、《特別》生活を送っていた。
    士官学校卒業後は研究院に所属し、フォミクリ―研究に邁進。
ジェイド13〜14歳
ヴァン5〜6歳
ジェイドの士官学校入学の時期はハッキリしない。前年の可能性もあるが、『追憶のジェイド』で見る限りこの年のように思われる。

ファミ通攻略本には、ジェイドがネビリムを死亡させた翌年にグランコクマの王立譜術・譜業研究院に編入したと書いてあるが、士官学校にいつ入卒したかは書かれていない。一方、『エピソードバイブル』のディスト小説によれば、サフィールはジェイドがマルクトの士官学校に入学したと聞いてすぐに追いかけ、卒業後には共にフォミクリ―研究をするよう命じられたとある。
後の『追憶のジェイド』にて、ジェイドとサフィールは同期生として日中は士官学校に、放課後は特別研究員として帝国譜術譜業研究院でフォミクリー研究を行ったと語られた。


サフィールの協力により、音機関使用で第七音素のみで構成された、安定したレプリカが作製できるようになった。

一方、故郷を離れて連絡もよこさない二人に取り残されたネフリー(8〜9歳)は寂しがり、ピオニー(14〜15歳)と親交を深めていったらしい。
最初は兄妹のような関係だった。

『追憶のジェイド』には、士官学校の上級生が登場する。マルクトの士官学校は二年以上の修学期間があるようだ。

この頃から、サフィールは眼鏡をかけるようになった。
ND1997
5/41(金)
  • ガイラルディア・ガラン・ガルディオス誕生
ジェイド14歳8ヶ月
ヴァン6〜7歳
ガイ0歳
ガイラルディアは後に「ガイ・セシル」と名を偽る。

ファミ通攻略本によればガイの誕生日はND1996,5/41(金)となっているが、ゲーム中でガイの五歳の誕生日にファブレ公爵がガルディオス家を襲った(ホド戦争勃発)と明言されており、ホド戦争が2002年に起こった事も語られている。そう考えるとガイの生年はND1997でなければならない。
この年表ではND1997生まれと仮定して表記。
ND1999
1/37(日)
  • ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディア誕生
ジェイド16歳3ヶ月
ヴァン8〜9歳
ガイ1歳9ヶ月
ナタリア0歳
ナタリアの本名は「メリル・オークランド」。
ナタリアの「メリル」としての本当の誕生日は、左のものよりも数日早いはずである。

恐らくこの数日後、バダック(ラルゴ)は奪われた娘を取り戻そうとバチカル城に押し入ろうとし、逮捕された後にバチカルを追放された。
ND2000
  • 『追憶のジェイド』によれば、この年にマクガヴァン元帥が《譜術士フォニマー連続死傷事件》の犯人(レプリカネビリム)と交戦。ロニール雪山奥地の大氷壁に封印した。
    同年にマルクト軍情報部がケテルブルクからネビリムの資料を引き上げている。つまり、マルクト軍はレプリカネビリムの正体を把握していたらしい。
ジェイド17〜18歳
ヴァン9〜10歳
ガイ2〜3歳
ナタリア0〜1歳
レプリカネビリムは5年ほど殺人を続けた後、およそ18年間封印されていたことになる。
ND2000
13/48(金)
  • ルーク・フォン・ファブレ(オリジナル)誕生
ジェイド18歳2ヶ月
ヴァン9〜10歳
ガイ3歳8ヶ月
ナタリア1歳12ヶ月
アッシュ0歳
オリジナルルークは後に「アッシュ」と名乗る。

ルークは、父クリムゾンが32〜33歳、母シュザンヌが25〜26歳の時に産まれた。
ND2001
  • 『マ王』漫画版外伝3によれば、ピオニーは秘かにケテルブルクを抜け出してグランコクマを訪ね、ジェイド(とサフィール)の無事を確認、戻ってネフリーに報せた。彼女は「兄は無事なのね?」と嬉し涙を流している。
ジェイド18〜19歳
ヴァン10〜11歳
ガイ3〜4歳
ナタリア2〜3歳
アッシュ0〜1歳
ピオニーはND1981生まれ。彼がグランコクマに潜入したのは「成人したばかりの頃」とのことで、この年と推測される。
ただ、ピオニーの誕生日が年末ならば、翌年のND2002(ホド戦争勃発の年)である可能性も否定はできない。
ネフリーが安堵の涙を流すまでしているので、何か安否を気遣わせるような大事件があったようにも思えるのだが、単に「都会に行ったきり連絡の途絶えた兄を極度に心配していた」というだけのことかもしれない。

ピオニーは20歳、ネフリー14歳。

この頃から既に、ジェイドは「死霊使いネクロマンサー」と呼ばれ、不穏な噂ばかりがネフリーの耳に届いていたという。
死者を復活させる研究を行っていることは世間に漏れ広がっていたらしい。
ND2002
5/41(金)
  • ホド戦争(第三次国境戦争)勃発。
    国境線での小競り合いを口実に、キムラスカのファブレ元帥がホド島に攻め入って制圧。同日に島の崩落が始まり、間もなくホド島は海に没して消滅した。
    これをきっかけに戦乱が続いたが、半年後に当時の導師エベノスの仲裁で停戦した。
  • この戦争の中で起きた局地戦の一つ、「ローテルロー橋の戦い」がジェイドの初陣。
    キムラスカ英雄として名高いニコラス・スティール将軍(ランバルディア弓術の名手)がマルクトを壊滅状態に追い詰めたが、ジェイドの放った閃光が将軍の両目の視力を失わせ、戦局を逆転させた。
ジェイド19歳8ヶ月
ヴァン11歳
ガイ5歳
ナタリア3歳7ヶ月
アッシュ1歳8ヶ月
ヴァンがフォミクリー被験者に選ばれたのは、全島民の中で最も第七音素セブンスフォニムの素養があったため。研究は精神を病みかねないほど過酷なもので、その指示は全て「カーティス博士」によるものだった。(ただし、ジェイド自身は島を訪れることはなかった。)
幼いヴァンはまだ見ぬ「カーティス博士」を深く憎んでいたという。

ホド崩落はヴァンが11歳の時のこと。
ガイの五歳の生誕祭が行われた日、既にキムラスカ軍の侵攻を察知していたマルクト軍はホドを見捨てて撤退することを決断。持ち出す余裕のなかったフォミクリーや超震動の研究資料を廃棄するため、ヴァンを研究施設に召喚し、擬似超振動発生器に拘束して強引に擬似超振動を発生させた。結果、偶然セフィロトツリーを消失させてしまい、島ごと滅ぼすことになった。

ファミ通小説外伝によれば、ヴァンと共にその母も研究所へ同行した。

ペールはこの騒ぎに巻き込まれ、襲撃されたガルディオス家に遅れて到着した。

暴走したセフィロトツリーに吹き上げられた瓦礫が黒い柱となって立ち昇り、次いで容赦なく降り注いで島を壊滅させた。機器が破壊されたことで自由になったヴァンは、施設の近くに倒れていた母を守って譜歌を詠い、魔界クリフォトへ堕ちた。

ヴァンの父はこの騒ぎの中でどう動いていたのか不明。生死も分からない。

なお、同年内のこの日付より早い月日に、ホド諸島の一つであったフェレス島でアリエッタが誕生している。

何故か攻略本のどれにも書かれていないが、ゲーム中、エルドラントの説明文を参照するに、「16年前の栄光戦争で消滅したホドの街」と書いてある。つまりホド戦争の別名は「栄光戦争」らしい。

なお、攻略本の情報ではホド戦争はホド崩落から半年後に停戦したとあるが、ゲーム中の預言では、ホドの崩落後、戦乱は「季節が一巡りする間」続いたことになっている。

ファミ通文庫版外伝小説では、ケテルブルクを出て以降、ジェイドはピオニーとは疎遠になっていたと語る。連絡されてもあえて無視していたようである。
だが、ホド戦争終結後から、たまに里帰りしては抜け穴を使って面会し、手紙をやり取りするようになった。そして、ピオニーはネビリム復活にこだわるジェイドを諌め続けたことになっている。

バイブル小説では、ジェイドはピオニーと手紙のやり取りをし、たまに里帰りしては面会して、次第に説得されていった。

『追憶のジェイド』では手紙のやり取りのみが語られており、抜け穴を使っての面会には触れられていない。また、手紙は封を切らずに燃やし、殆ど読んでいなかったことになっている。

アニメDVDのライナーノーツによれば、ガイの姉、マリィベル・ラダンは、この時14歳。ガイとは9つ離れた姉だった。
ND2002
13/1(火)
  • ティア・グランツ誕生
ジェイド20歳2ヶ月
ヴァン11〜12歳
ガイ5歳8ヶ月
ナタリア3歳12ヶ月
アッシュ1歳12ヶ月
ティア0歳
ティアの本名は「メシュティアリカ・アウラ・フェンデ」。
ユリアシティで誕生したため、ホドを知らない。

ファミ通小説外伝によれば、ティアとヴァンの母の名は「ファルミリアリカ・サティス・フェンデ」。愛称は「ミリア」。
ND2003
  • 導師イオン(オリジナル)誕生
  • 『追憶のジェイド』によれば、この年の末にピオニーが父帝に呼び戻され、次期皇帝として帝都に住むことに。
    以降、恋人のネフリーとは文通を続けていた。
ジェイド20〜21歳
ヴァン12〜13歳
ガイ5〜6歳
ナタリア3〜4歳
アッシュ2〜3歳
ティア0〜1歳
オリジナルイオンはマルクト帝国の平民の子として産まれ、預言によって次代の導師としてダアトに迎えられた。

『マ王』漫画版外伝3によれば、この頃からピオニー(22歳)とネフリー(16歳)が恋人関係になったらしい。
ND2004
  • ファミ通攻略本によれば、日付は不明だがこの年、ジェイドは生物レプリカの作成を禁忌とし、研究を放棄した。
  • ただし『追憶のジェイド』によれば、ジェイドのフォミクリー封印はND2003の末であったように語られている。
    フォミクリ―実験の失敗で重傷を負ったジェイドをピオニーが殴り、お前が死んだら俺やネフリーやサフィールがどんな思いをするか考えろと諌めた。
    ジェイドは研究を封印、研究続行を望むサフィール(ディスト)と決裂した。
    実験開始がND2003末で、ジェイドの負傷(研究放棄)がND2004頭、ということかもしれない。
    すると、その時のジェイドは21歳ということになる。
ジェイド21〜22歳
ヴァン13〜14歳
ガイ6〜7歳
ナタリア4〜5歳
アッシュ3〜4歳
ティア1〜2歳
この頃まで(ジェイドに対する)サフィールの一人称は「僕」で、子供時代からさして変わらない口調だった。

『追憶のジェイド』では、フォミクリ―研究の封印と同時に、ジェイドの口調が現在のものに変わっている。
ND2004
6/46(金)
  • アニス・タトリン誕生
ジェイド21歳8ヶ月
ヴァン13〜14歳
ガイ7歳1ヶ月
ナタリア5歳4ヶ月
アッシュ3歳6ヶ月
ティア1歳6ヶ月
アニス0歳

ND2005
  • ヴァン、神託の盾オラクル騎士団の士官学校に入学。この頃既に、世界から預言スコアをなくす理想を追い求めていた。
  • ガイ、名を偽ってファブレ公爵家の使用人になる。
ジェイド22〜23歳
ヴァン14〜15歳
ガイ7〜8歳
ナタリア5〜6歳
アッシュ4〜5歳
ティア2〜3歳
アニス0〜1歳
ガイがファブレ公爵家の使用人になったのは彼が七歳の時とも八歳の時とも攻略本に書いてあるので、七歳から八歳に変わるこの年に当てはめてみた。

後に発売された『ヴィジュアルファンブック』には、この年にガイがファブレ家の使用人になったと明記されてある。
ND2007
  • ヴァン、世界をレプリカと摩り替えるレプリカ計画を始動。
ジェイド24〜25歳
ヴァン16〜17歳
ガイ9〜10歳
ナタリア7〜8歳
アッシュ6〜7歳
ティア4〜5歳
アニス2〜3歳
この前年にヴァンは士官学校を卒業し、神託の盾に入団したものと思われる。

この頃、ヴァンはティアに向けて、世界への憎しみを吐露している。
この頃のヴァンは、まだ一人称が「僕」で、髪も結っておらず、髭もない。

ファミ通小説外伝も参考に推察するに、ヴァンが剣術指南役としてファブレ家に出入りし始めたのはこの頃。
ND2008
1/37(日)
  • アッシュとナタリアはバチカル郊外の丘で夕日を見ながら、生涯を共にして国をよりよく変えていこうという《約束》を交わした。
ジェイド25歳3ヶ月
ヴァン17〜18歳
ガイ10歳8ヶ月
ナタリア8歳
アッシュ7歳
ティア5歳1ヶ月
アニス3歳7ヶ月
『テイルズ オブ マガジン』Vol.4掲載のアニメ設定記事によると、アッシュとナタリアが約束の言葉を交わしたのは、アッシュが7歳、ナタリアが8歳の時とのこと。

『ビジュアルファンブック』P40に「ナタリアの誕生日に「死ぬまで一緒にいよう」と約束を交わしたアッシュ」と書いてある。すると、二人が約束を交わした日はND2008の1/37ということになる。
ND2009
  • オリジナルイオン5〜6歳。ヴァンの紹介でアリエッタと出会う。
ジェイド26〜27歳
ヴァン18〜19歳
ガイ11〜12歳
ナタリア9〜10歳
アッシュ8〜9歳
ティア6〜7歳
アニス4〜5歳
漫画外伝4から推察するに、この頃ディストが神託の盾に入団したらしい。

『ビジュアルファンブック』には、この年にアリエッタが「守護係」になったと書いてあるが、この時点のアリエッタは人語も通じぬ猛獣同然の存在なので無理があるように思う。彼女をヴァンとイオンが教育した期間がしばらくあるはずだ。それにこの頃のイオンは未だ導師ではない。
次期導師の形式上の護衛になったと言う意味だろうか?
ND2010
  • ピオニーとネフリーが破局
ジェイド27〜28歳
ヴァン19〜20歳
ガイ12〜13歳
ナタリア10〜11歳
アッシュ9〜10歳
ティア7〜8歳
アニス5〜6歳
ネフリーの23歳の生誕預言スコアにて、ピオニー以外の男性との結婚を告げられた。
ND2011
  • 導師エベノス病死。イオン(オリジナル)が8歳で即位。(恐らく、同時にアリエッタを導師守護役フォンマスターガーディアンに任命したものと思われる。)
  • ルーク・フォン・ファブレ(オリジナル)、ヴァンに誘拐されダアトの地下(神託の盾本部)に監禁される。
  • ルーク・フォン・ファブレ(レプリカ)誕生。
    以後、ファブレ邸に軟禁される。
  • ルーク(アッシュ)は密かにファブレ邸に逃げ戻るが、レプリカルークが家族に受け入れられている様子を垣間見て絶望。名乗りを上げることもせず、ヴァンの下に戻る。
ジェイド28〜29歳
ヴァン20〜21歳
ガイ13〜14歳
ナタリア11〜12歳
アッシュ10〜11歳
ティア8〜9歳
アニス6〜7歳
レプリカルーク0歳
オリジナルルークの誘拐は彼が10歳の時だったと言う。つまり、誘拐は彼の誕生日の13/48より早く行われている。

すなわち、レプリカルークの製造日も13/48以前と考えられる。

エベノスの死とオリジナルルークの誘拐のどちらが先かは不明。ただ、ファミ通小説版では誘拐直後に崩御していた。
ND2014
  • マルクト皇帝ピオニー九世、33歳で即位。
  • アニス、モースに譜術の才能を見出され、両親と共にダアト貧民街から教会へ引越し。
    両親が良かれと思ってモースと交わした契約により、神託の盾オラクル騎士団士官学校に入学。
  • オリジナルイオン、自らのレプリカの作成を開始する。
    (少なくとも死去の一年一ヶ月以上前から)
  • 一体目のレプリカイオン、廃棄処分。
ジェイド31〜32歳
ヴァン23〜24歳
ガイ16〜17歳
ナタリア14〜15歳
アッシュ13〜14歳
ティア11〜12歳
アニス9〜10歳
レプリカルーク2〜3歳
ピオニーの正式名は「ピオニー・ウパラ・マルクト九世」。ND1981生まれ。

父はカール五世で、正妃の他に四人の側室がおり、ピオニーの母は一番身分が低かった。

異母兄二人、異母姉一人がいたが、全員皇位継承争いの末に死亡。しかし、実はピオニーが皇帝になることは秘預言に詠まれていた。そのためピオニーは子供時代ケテルブルクに軟禁されていたのである。

ピオニーは先帝の好戦的外交を廃し、軟化政策を開始した。

アニスの士官学校入学の年はハッキリしていないが、「十歳そこそこ」だという記述からここにあてはめた。

『マ王』漫画版作者サイトの日記記事によれば、一体目のレプリカイオンはオリジナルイオン自らが殺害し廃棄した、というのが公式設定とのこと。
ND2015
  • この年、ケセドニア北部で戦争があった。ジェイドの指揮するマルクト軍とセシル将軍の指揮するキムラスカ軍が激しく戦い、 キムラスカ軍は壊滅状態に陥ったという。
    この戦いにはヴァン率いる神託の盾オラクル騎士団も介入、キムラスカに加担したらしい。ヴァンを崇拝していた騎士団員マルセル・オスローが戦死。
    ナタリアはこの戦場を慰問した。
  • マルセルの姉、ジゼルは秘預言クローズドスコアを独自に調べ、負け戦と知りながら弟を派兵したヴァンを憎んで殺そうとする。ヴァンは預言を否定したジゼルを取り立て、副官リグレットとした。
  • 七体目のレプリカイオン(導師イオン)誕生。
    恐らくシンクやフローリアンもこの年に誕生したものと思われる。
    ただし、七体目以外はザレッホ火山の火口に廃棄。シンクは廃棄後に運動性能を惜しんだヴァンに拾われ、フローリアンは自力で生存、後にモースに拾われた。
    その他のレプリカイオンは廃棄されたまま死亡。
  • 半年後、導師イオン(オリジナル)、12歳で病死。
  • レプリカイオンがオリジナルイオンと完全に入れ替わる。オリジナルイオン死亡当日に導師守護役からアリエッタが外され、アニスが任命される。
  • アニス、ディストにトクナガを改造してもらう
ジェイド32〜33歳
ヴァン24〜25歳
ガイ17〜18歳
ナタリア15〜16歳
アッシュ14〜15歳
ティア12〜13歳
アニス10〜11歳
レプリカルーク3〜4歳
ケセドニア北部戦がキムラスカの負け戦であること、介入したダアトの兵が全滅することは秘預言に詠まれていた。

ヴァンは「この戦いに参加すれば教団を改革できる」とマルセルに吹き込んでいたらしい。

リグレットはティアの指導をすることでヴァンの過去に触れることになり、次第にヴァンに惹かれていった。

導師を継いだレプリカイオンは、七番目に作製された個体。

フローリアンは三番目、シンクは六番目に作製された個体。(ファミ通文庫小説外伝では、シンクは五番目の個体。)

年数だけで見るとレプリカイオンたちが誕生したのはゲーム開始時点から三年前だが、ゲーム中では(ND2018の夏頃の時点で)「生まれて二年ほど」だと語られている。つまり、彼らの誕生はND2015のギリギリ終わり頃だということか? しかし漫画版外伝を参照するに、オリジナルイオン死亡半年前には七体目が完成している。

オリジナルイオン死亡の三か月ほど前から、少しずつレプリカと入れ替わっていたようだ。
ND2016
  • ユリアシティで、ティアがリグレットに神託の盾オラクル騎士団士官候補としての訓練を受ける。訓練期間は半年ほど。
  • 訓練中、教団の改革派に暗殺されそうになり、リグレットはイオンレプリカを改革派の飾り物の頭に仕立てることを考える。
ジェイド33〜34歳
ヴァン25〜26歳
ガイ18〜19歳
ナタリア16〜17歳
アッシュ15〜16歳
ティア13〜14歳
アニス11〜12歳
レプリカルーク4〜5歳
ティアは当初、リグレットに対して反抗的だった。

リグレットは、ティアとの訓練が終わった時、復讐を願う過去を捨てて心底ヴァンの部下となった。
ND2017
  • ティア、士官候補生としての実地訓練のため、ダアトの士官学校へ。カンタビレの指導を受ける。
  • ティア、兄に疑念を抱き、殺してでも止める覚悟を持つ。自らの希望により、大詠師モース旗下情報部第一小隊に配属。
ジェイド34〜35歳
ヴァン26〜27歳
ガイ19〜20歳
ナタリア17〜18歳
アッシュ16〜17歳
ティア14〜15歳
アニス12〜13歳
レプリカルーク5〜6歳

ND2018
1/23(日)
  • ルークとティア、擬似超振動でバチカルからタタル渓谷に飛ばされる。屋敷への帰還の旅の始まり。
ジェイド35歳3ヶ月
ヴァン27歳数ヶ月
ガイ20歳9ヶ月
ナタリア18歳12ヶ月
アッシュ17歳1ヶ月
ティア15歳1ヶ月
アニス13歳8ヶ月
レプリカルーク6〜7歳
ティアの年齢の辻褄が合わない。
公式にはルーク17歳ティア16歳とされるが、この年齢差が実現するのはND2018の13/1〜13/47の間の46日間のみで、しかもその時期 既にルークは消滅している。
せめてティアの誕生日をホド崩落直後辺りに設定していれば、レプリカ編ではどうにか公式年齢差になったのに。

ちなみに、ナタリアの年齢も微妙。公式年齢は18歳だが、これではゲーム開始直後の14日ほどしかその年齢でいられず、実際に登場して活躍する時には19歳になっている。
しかしナタリアの誕生年月だけはゲーム本編中ではっきり語られてしまっているため、動かせない。
ナタリアの年齢に関してはゲーム中のあちこちで触れられているが、常に矛盾している。
ND2018
4/2(土)
  • ルーク、導師イオンら平和使節団を連れてバチカルに帰還。
ジェイド35歳6ヶ月
ヴァン27歳数ヶ月
ガイ20歳12ヶ月
ナタリア19歳3ヶ月
アッシュ17歳4ヶ月
ティア15歳4ヶ月
アニス13歳11ヶ月
レプリカルーク6〜7歳

ND2018
4/3(日)
  • ルーク、親善大使としてアクゼリュスへ出発。


ND2018
4月下旬以降?
  • ルークの力によってアクゼリュスが崩落し、外殻の崩落と戦争が始まる。

この時起こった戦争を「パダン平原の戦い」と言う。

パダン平原は、ファミ通攻略本の地図によれば、フーブラス川を渡ってからカイツールに至るまで辺りを指すらしいが、ゲーム中では「南ルグニカ平野」としか表示されてなかったような…。それに、ルークたちは東ルグニカ平野のエンゲーブの人々を戦争から避難させていたので、「パダン平原の戦い」と言われても今一つピンと来ない…。

『エピソードバイブル』によれば、パダン平原とはルグニカ平野の中心部とのこと。
ND2018
8月頃
  • ルークと仲間たち、停戦と外殻降下を成し遂げる。


ND2018
9/28(日)
  • ルークが再びバチカルを出発。
ジェイド35歳11ヶ月
ヴァン28歳前後
ガイ21歳4ヶ月
ナタリア19歳8ヶ月
アッシュ17歳9ヶ月
ティア15歳9ヶ月
アニス14歳3ヶ月
レプリカルーク6〜7歳
ファミ通攻略本ではこれ以降の年が「ND2019」になっているが、ゲーム本編中の表記を参照する限り、「ND2018」の間違いである。
ND2018
10〜11月頃?
  • レプリカイオン死亡。
  • ルーク、その身を贄として世界を包んだ障気を消滅させる。


ND2018
12/38(火)
  • エルドラント突入作戦。
    ルークたちはアルビオールでエルドラントに突入する。
    ヴァンを倒した後、ルークはアッシュの亡骸と共に地核に姿を消す。
ジェイド36歳1ヶ月
ヴァン28歳前後
ガイ21歳7ヶ月
ナタリア19歳11ヶ月
アッシュ17歳12ヶ月
ティア15歳12ヶ月
アニス14歳6ヶ月
レプリカルーク6〜7歳
ルークが音素乖離を起こしてから消滅するまでの期間は、どうやらほんの一、二ヶ月しかなかったらしい。
ND2020
13/48(日)
  • キムラスカ王国は、墓前でルークの成人の儀を執り行う。
  • タタル渓谷に『ルーク・フォン・ファブレ』帰還。
ジェイド38歳2ヶ月
ガイ23歳8ヶ月
ナタリア21歳12ヶ月
ティア18歳
アニス16歳7ヶ月

アッシュ20歳
レプリカルーク8〜9歳
成人の儀は、各人の20歳の誕生日に行うものと仮定する。


主な参考資料:
PS2『テイルズ オブ ジ アビス』(ナムコ)、PS2『テイルズ オブ ファンダム Vol.2』(バンダイナムコ)、『ファミ通 テイルズ オブ ジ アビス パーフェクトガイド』(エンターブレイン)、『テイルズ オブ ジ アビス 公式コンプリートガイド』(ナムコ)、『電撃PlayStation Vol.341』(メディアワークス)、『ファミ通PS2 Vol.210』(エンターブレイン)、『テイルズ オブ ジ アビス 真白しろ未来あした』『テイルズ オブ ジ アビス 黄金きんの祈り』(矢島さら/ファミ通文庫/エンターブレイン)、『テイルズ オブ ジ アビス 外伝』(玲衣、実弥島巧/『電撃マ王』連載漫画/メディアワークス)、『テイルズ オブ ジ アビス キャラクターエピソードバイブル』(実弥島巧/一迅社)、『テイルズ オブ マガジン』(角川書店)、TVアニメ『テイルズ オブ ジ アビス』(サンライズ/バンダイナムコ/毎日放送)、『テイルズ オブ ジ アビス 公式シナリオブック』(実弥島巧/バンダイナムコゲームス)、『テイルズ オブ ジ アビス 追憶のジェイド』(狩野アユミ、実弥島巧/角川書店)、『TVアニメ テイルズ オブ ジ アビス ビジュアルファンブック』(一迅社)



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