イオン死亡後に起こせるようになるサブイベント

 

 イオン死亡後、教会の図書館の司書に話しかけると、『アイテムコレクター』のイベントが起こります。ただし、コレクターブックが全て埋まっていることが条件で、つまり二周目以降限定です。

アイテムコレクター1
#ダアト図書館
司書「この図書館の蔵書の中に持ち物図鑑コレクターブックがあったのですが……」
ルーク「どうかしたのか?」
司書「処分する予定の蔵書に紛れ込んでしまったようで白紙の状態に戻ってしまったのです」
ジェイド「それは困りましたね」
ルーク「俺たちも持ち物図鑑コレクターブック記録してるけど量が多くて大変なんだよな」
司書「おお! それが完成の暁には是非寄贈していただけませんか?」
ルーク「じょ、冗談じゃねぇ! すごい大変なんだぞ!」
司書「そうですよね……」

司書「持ち物図鑑は貴重な資料……。なのにそれが図書室にないなんて…ああ……」

アイテムコレクター2
#コレクターブックを完成させた状態で、ダアトの宿屋前を通りかかるとジェイドが呼び止める
ジェイド「ルーク。今日はここで休みませんか?」
ルーク「え? それは構わないけど」
ジェイド「すいませんねぇ」

#翌日、再びダアトの図書館司書を訪ねる
ルーク「持ち物図鑑、どうなったんだ?」
司書「どうにもなっていません……」
ジェイド「少しずつでも記録していけばよいのでは?」
司書「そうなのですが……」
ジェイド「怠慢ですねぇ。司書の仕事というのは嘆く事なのですか?」
司書「面目ない……」
#うな垂れる司書。すると、ジェイドは歩み寄って本を渡す
ジェイド「これを」
司書「こ、これは持ち物図鑑! しかも完成している」
ルーク「お、おい、ジェイド」
#慌てるルークを見て
ジェイド「私たちが完成させたものを書き写しておきました」
司書「あ、ありがとうございます! あなたがアイテムコレクターさんで助かりました。大切に保管します。本当にありがとうございました」
 ジェイドはアイテムコレクターの称号を手に入れました
ジェイド「……いきましょう。ルーク」
ルーク「あ、ああ」

#図書室を出る
ルーク「めずらしいな。ジェイドが無償で人助けなんて」
ジェイド「ま、ただの気まぐれです」
#ジェイド、図書室の扉を振り返って
ジェイド「……この図書室はイオン様もよく利用されてましたねぇ」
ルーク「ジェイド?」
#ルークに向き直る
ジェイド「なんでもありません。いきましょうか」
#ジェイド、一人で歩き出す

 コレクターブックを寄贈してくれと言われて慌てて拒否するルーク。けちんぼにも思えますが、コレクターブックが完成した時に発生するフェイスチャットを見ると、収集趣味はないけど苦労して完成させたら感動したと大喜びしていて、アニスが冗談で「売り払おう」と言ったら慌てて止めてました。ルークたち一行のコレクターブックは、全てルークの手書きだそうです。お子様ルークが自分の努力の結晶を手放したくないと思うのも良く分かります。

 で、それを見て取ったのか、ジェイドは何も言わずにコレクターブックを書き写し、ダアト図書館に寄贈するのでした。しかも、その前に「怠慢」だと司書にチクリと苦言を呈することも忘れない(笑)。なんてスマートなんだ、大佐! しかも一晩で書き写すなんて。カッコ良過ぎます。

 その後、司書に話しかけると「その節はありがとうございました。貴重な蔵書が増え、イオン様も喜んでくださると思います」と言います。

 ジェイドがこんな事をしたのは、この図書館が好きだったイオン様の為だったんですね。ますますカッコイイです。

 それはそうと、ルーク一行のコレクターブックはルークの手書きで、アニス曰く「嘘っぽくて売れない」そうですが。ジェイドが書き写した奴は、さぞや美しく「売れる感じ」なんでしょうね(笑)。なお、元々ルークのコレクターブックはエンゲーブでお使いをした報酬にもらったものなんですが、ということは、コレクターブックは白紙の状態の物が市販されているのでしょうか。しかも、それを貰った時ティアが「こんなに!?」と驚いていましたので、白紙の状態でもかなり高価な物なのかな、と思います。

 このイベントをクリアすると、グランコクマ入口の木の下に商人が現れます。ジェイドに『アイテムコレクター』の称号を付けて先頭にして話しかけると買い物できます。チャンバーやアワーグラスなどのレアアイテムが買い放題です。

 

 それからダアト港に行くと、ナタリアの奥義の二回目が起こります。

ナタリアの奥義2
#ニック老人に向かい、兵を連れたキムラスカの将軍が懇願している
ゴールドバーグ「何とぞ、何とぞ今一度我が国にお戻り下さいスティール将軍」
ナタリア「ゴールドバーグ将軍! このようなところで何をしているのです!」
ゴールドバーグ「ナタリア殿下!」
ナタリア「この方は私の弓術の師。無礼な振る舞いは許しませんよ」
ゴールドバーグ「滅相もない! 我々は陛下のご命令で、こちらのスティール将軍を捜していたのです」
#ジェイド以外の仲間たち「!」
ナタリア「スティール将軍? それはもしや、あの盲目のスティール将軍のことですか?」
ルーク「誰だ、それ」
ガイ「ローテルローの戦いでマルクト軍を壊滅させたキムラスカの英雄だよ」
ニック「ゴールドバーグ将軍。わしはもう国には戻らぬ」
ゴールドバーグ「ですが、陛下はスティール将軍の身を案じておいでです」
ニック「……視力を失って、わしは自分を見つめ直したのだ。そして人を屠ることでしか生きられなかった自分と決別した。陛下にお伝え下され。陛下に弓術を指南したスティールは もう死んだのだと」
ゴールドバーグ「……わかりました。残念です」
#立ち去るゴールドバーグ将軍とキムラスカ兵たち
ナタリア「スティール将軍……。いえ、先生。先生は本当に目が見えないのですか? とてもそのようには……」
ニック「いいえ。何も見えませぬ。しかし見えずとも気配で分かりますぞ。ナタリア様のこともわしから光を奪った死霊使いネクロマンサー殿のことも」
#ジェイド以外の仲間たち「!」
ジェイド「やはり、そうでしたか……」
ニック「あれは貴公にとっての初陣であり わしにとって生涯最後の戦となった」
ジェイド「……はい。ですが、私は謝りません」
ニック「それでよい。戦場とはそういうものだ」
#ニック、ナタリアに顔を向ける
ニック「ナタリア様。わしがこれから最後の指南を致します」
ナタリア「はい」
ニック「これはわしが使っていた中でも最もナタリア様にふさわしいものでございます」
ナタリア「私にふさわしい技……?」

ニック「ナタリア様、よく学ばれた。わが譜術ヒーリングフォースは もはやあなたの物です。この譜術は人を癒す術。この術こそナタリア様にふさわしい。その譜術でお仲間を癒して下さい」
ナタリア「……仲間の為に そして我が国の民の為にこの術を使わせて頂きますわ」
 ナタリアはヒーリングフォースを修得しました
ニック「その譜術でキムラスカの民を平和に導いて下さい」
ナタリア「キムラスカの民を……」
ニック死霊使いネクロマンサーよ。この争乱が終わった後 世界は平和になると思うか?」
ジェイド「いえ……。一時的には平和になるでしょうがそう長くは続かないでしょう」
ルーク「どういう事だよ! キムラスカとマルクトは平和条約を結んだだろ!」
ジェイド「ローレライ教団は今崩壊寸前です。新たな火種になる可能性を秘めています。おとぎ話と違って末長く幸せに暮らしました――という訳にはいきません」
アニス「……そんな……」
ニック「いや、死霊使いネクロマンサー殿の言う通りだ。人間の歴史は戦争の歴史。平和は恒久ではない。だからこそ、平和は尊いのだ」
ガイ「そうだな。平和が一日でも長く続けばそれに越したことはない。本当に重要なのは平和になった後だからな」
ニック「さよう。ですからナタリア様 この争乱の後、一日でも健やかな日々が続くよう あなた様にはご尽力いただきたい。争いの傷を癒し、平和を導く指導者となって下さい」
ナタリア「……この術がある限り私は今の言葉を忘れませんわ。出来る限りのことを致します」
ティア「でもその前に世界の争乱を落ち着かせないとね」
ニック「そうですな。頑張って下さい、ナタリア様」
ナタリア「ええ、ありがとうスティール将軍……いえ、先生」

 

 ケテルブルクの、屋根の上に宝箱のある東屋の所に行くと、シバと再会するイベントが起こります。

 シバは、以前アラミス湧水洞で木の根に絡みつかれていた、犬のペコを連れた技師の若者です。この時シバを助けたお礼にもらった絵をコーラル城まで持って行き、音盤を入手するイベントをこなしていた場合、今回のイベントが発生します。

ミュウファイア2
ルーク「あ……」
#尻尾を振って吠える犬
ペコ「バウバウバウ!」
シバ「おー、また会ったな。あんたたちもいろんなとこを旅してんだな」
ガイ「ははは。はたからみりゃ、そう見えるか」
シバ「俺らはさっきロニール雪山に登って来たんだぜ」
ナタリア「まぁ、あんな危ない場所に一人で行かれたのですか?」
シバ「こいつも一緒だけどな」
ペコ「ハッハッハ」
ジェイド「なかなか命知らずですねぇ。それより、その犬の口元で光っている物を見せてもらってもよろしいですか?」
シバ「ああ、これか? そのロニール雪山で拾って来たんだよ。これが何なのかはわかんねぇんだけどな。ペコ、見せてやれ」
ペコ「バウ!」
#近付いてくわえている物を見せるペコ。「……」となるジェイド
ジェイド「これは……」
ルーク「わかるのか?」
ジェイド「ええ。これは”氷の種”ですね。非常に珍しいものです」
ティア「氷の種? これが……」
#ジェイド立ち上がり、ペコ戻る
ルーク「知ってるのか?」
ティア「ええ。私も見るのは初めてだけど。確か自然の中で、ごく稀に発生する音素フォニムが凝縮された塊と聞いているわ」
ジェイド「そうですね。これは第四音素フォースフォニムが凝縮され気温の関係で凍ったものです」
アニス「高価なものなんですかぁ?」
ジェイド「いえ、まったく。こういう物は収集家がいて初めて値が付きますから」
アニス「ぶーぶー。こんな綺麗なんだし収集家がいても良さそうなのに」
ジェイド「発芽するとやっかいですからね」
アニス「発芽?」
ティア「放っておくと凝縮された音素が爆発するわ。それを発芽と呼んでいるの」
シバ「おいおい。もしかしてこれって危ない物なのか?」
ペコ「バフッ」
#ペコの口の中で氷の種が光る。全員「!」
アニス「え? これって……」
ナタリア「もしかして発芽……するのですか?」
ジェイド「まずいですね。発芽したら、辺り一帯氷漬けですよ」
ガイ「くそ、どうする?」
ルーク「ザレッホ火山なら凍り付いても溶けるんじゃないか?」
ガイ「……間に合うのか微妙だが行ってみるか」

#ザレッホ火山の火口の中
ガイ「ルーク、早く火口に捨てちまえ!」
ルーク「あ、ああ」
#溶岩の海に氷の種を投げ捨てる
ルーク「な、なんとか間に合ったな」
ガイ「ふぅ……」
アニス「でも、あんな物投げ込んで火山の中、大丈夫かな?」
ティア「そうね。大規模な環境変化が引き起こされている可能性もあるわ」
ガイ「ちょっと火山の中を見ていくか」
ルーク「ああ」
ナタリア「そういえば……。シバさんたちをおいてきてしまいましたわね」
ジェイド「まあ、いいんじゃないですか? あの人も氷漬けにはなりたくなかったでしょうし」
ナタリア「そうですわね」

#火山の奥の遺跡の一部に音素の結晶
ルーク「あれって音素フォニムか? 確か濃度が高いとかいう」
ジェイド「ルークも賢くなりましたねぇ」
#ジェイド睨んで
ルーク「……馬鹿にしてるだろ」
ティア「ルーク。大佐のイヤミには いい加減に慣れた方がいいわ」
ジェイド「これは手厳しい」
ミュウ「音素ですの! またソーサラーリングが強力になるですの!」
ガイ「? あれ? リングに刻める譜って三つだったよな? 譜を刻めなきゃ、これ以上能力は増えないんじゃないか?」
ナタリア「そうなりますわね」
アニス「えーっ。ちょっと楽しみにしてたんだけどなー」
#憮然とするミュウ
ミュウ「みゅうぅぅ……。打ち止めですの……」
ルーク「でも三つって決まってるんだって誰かに言われた訳でもないだろ。とりあえず、試すだけ試してみろよ」
ティア「そうね。一理あるわ。とりあえず、やるだけやってみましょうよ」
ミュウ「はいですの」
#ミュウ、音素の結晶に駆け寄る
ミュウ「みゅうううぅぅぅ」
#「……」となってるミュウに近付くティア
ティア「……どう? やっぱりだめかしら?」
#音素の結晶が消える。戻ってきてうな垂れるミュウ
ミュウ「……駄目みたいですの」
ジェイド「おや? ちょっとソーサラーリングを見せてもらえますか?」
ミュウ「はいですの」
#ジェイドに駆け寄るミュウ
ジェイド「一番左の譜……。少し書き足されてますね。前は、譜の最後の部分が掠れて見えなくなっていました」
ティア「……ということは、まさか……」
ジェイド「ミュウ、炎を吐いてみて下さい」
ミュウ「わかったですの」
#炎を吐く
ガイ「……ん? 飛距離が少し伸びたか?」
#もう一度吐く。「……」とそれを見るルーク
ルーク「……んー確かにな。地味だけど」
アニス「ホント。ぢみぃ〜……」
ティア「そんな……いいじゃない。可愛らしくて」
ガイ「ティアは可愛いものに弱いな」
#赤面して背を向け、少しむくれた口調になるティア
ティア「そ、そんなんじゃ……」
#ジェイドを見上げるミュウ
ミュウ「これでいいんですの?」
ジェイド「いいんじゃないですか? 消えていた譜が書き足されて元の能力を取り戻した訳ですから」
ミュウ「なら、嬉しいですの!」
 ミュウファイア2を習得しました

 この後、早速ミュウファイア2を使って通路を出現させ、宝箱を取れます。

#ルーク、崖の間に浮かぶ燭台を見て考えている
ナタリア「確かあれって……」
アニス「うん。見たことある」
ガイ「確か真ん中の奴に火を灯して……」
ティア「……ええ。橋ができる筈だわ」
ルーク「(ミュウを見下ろして)おい、ミュウ」
ミュウ「(ルーク見上げて)はいですの!」
#ミュウファイア2で火を灯す。橋ができた
アニス「いきなり活躍だね」
ミュウ「(はしゃぐ)活躍ですのー」
ルーク「(怒)……久しぶりにムカついたぞ」

 ミュウが誉められてはしゃいだからといって本気でムカついてるルーク(笑)。それは『良い子』に対する嫉妬なのか(大笑)。

 

 ミュウファイア2とミュウウイングを習得していると、バチカル廃工場で入ってすぐの所にある半分の梯子を上り、天空客車のスイッチを動かして、惑星譜術の触媒の一つ、聖弓ケルクアトールを入手できます。

 それから、ロニール雪山の奥地へ行きます。ミュウウイングを習得していると燭台の並んだ遺跡に入れますので、そこで燭台と反射柱を動かして、ミュウファイア2の一回放射で全ての燭台に灯がともるようにします。すると奥の扉が開き、ロニール雪山の最深部に入れます。ここには強力な魔物ばかりいます。探索ポイントがあり、そこで『練成飛譜石』を入手できます。

 アルビオールが全ての地形に着陸できるようになり、渦潮や吹雪、濃霧や雷雲や砂嵐も突破できるようになります。

 これが出来るようになることで、全ての探索ポイントを発見できるようになりますし、砂嵐の向こうのサンドワームと戦えるようになりますし、渦潮の向こうのワイヨン鏡窟深部へも行けるようになりますし、同じように、渦潮の向こうのナム孤島にも入れるようになります。

 全ての探索ポイントを発見して、ケセドニアのディンの店に行き、『見てみたガール』の称号をつけたナタリアをトップにして話しかけると、ナタリアが新たな称号(衣装変更)を得るイベントが起こります。

漫遊冒険娘
#カウンターに向かっているルーク。その隣で、胸を張って地図を突きつけるナタリア
ナタリア「ディン、ご覧なさい!」
ディン「なんじゃら?」
ナタリア「世界の全てを探索しましたわ! 地図に書き込みました!」
ディン「おおぅ! ナっちゃんすご! さすが見てみたガール! よーし、ナっちゃん! 新たなる境地に挑むため、新たな姿にメタモルメイクアップ!」
ナタリア「な、なんですの……?」
ディン「ほりゃー!」
ナタリア「きゃー!」
#思わず頭を抱えてしゃがみ込むナタリア。ルークがナタリアを見る。衣装が変わる
ディン「んむ〜。ナっちゃんよいよ 決まってましゅ〜」
ナタリア「もう……驚かせないで欲しいですわ。服を下さるというのなら先にお話しなさい」
ディン「贈り物は驚きがあるのが基本でしゅ! さて、次週からは漫遊冒険娘ナっちゃん大暴走がスタートの予感!」
ナタリア「大暴走っていう部分が引っかかりますわね……」
ディン「これでもりもり交易品を届けてくれれば……ウチもハッピー ナっちゃんもハッピー。ネズミはマッピー。お猿はウッキー」
ナタリア「……もう一つ引っかかる事がありますわ」
ディン「何ですのん?」
ナタリア「あなたの話し方です! ずっと引っかかっていたのです! どうしてそんな話し方なのですか!」
ディン「ナっちゃん……それは……。商売人が最初にお客にプレゼンするのはしゃべくりだからなのでしゅ!」
ナタリア「そうなのですの?」
ディン「そうなんだず! ワザとヘンテコにしゃべることによりメガトンインパクチャア!」
ナタリア「な、なるほど……」
ディン「さぁ! 疑問解消したところでとっとと交易品探索捜索大冒険よろしく!」
ナタリア「わ、わかりましたわ」
 ナタリアは漫遊冒険娘の称号を手に入れました

 この称号を付けると、最高レベルの交易品の入手率がアップします。

 それから、渦潮を越えてワイヨン鏡窟の近くにあるもう一つの入り口に入ります。ミュウファイアを壁に露出しているエンシェント鏡石に反射させてベルトコンベアーを止め、奥に進みます。すると、崖の向こうに一匹ずつ檻に入れられたチーグルたちを発見できます。対岸からミュウファイアでスイッチ操作して檻を開けますが、最後の檻は壊れた吊り橋の向こうにあり、檻から出たチーグルはどこにも行けません。

チーグルを救え!
ティア「これは……」
ミュウ「(汗飛ばす)チーグルですの! 閉じ込められてますの!」
ジェイド「おそらくディストの仕業でしょう。チーグル族をかなり実験に使用していたようですね……」
ルーク「ずっと閉じ込められていたんだな……」
ミュウ「(ルークを見る)助けるですの!」
ティア「そうね。どうにかして助けましょう」
#対岸からミュウファイアでスイッチ操作して檻を開ける。しかし最後の檻は壊れた吊り橋の向こうにあり、檻から出たチーグルはどこにも行けない。
ミュウ「(汗飛ばす)せっかく牢屋を開けたのに あのコどこにも逃げられないですの!」
ルーク「どうにかしてやんないとな……」

#すぐ近くの坂を降りた場所に、様々な音機関がある。中に巨大な砲台
ルーク「! これ、何だ……?」
ガイ「……。こりゃあ譜業兵器だな。……にしてもこんなバカでかい物……」
ジェイド「これもディストでしょう……。研究していたのはレプリカだけじゃなかったんですね」
#何かに気付いて傍らの壁を見るティア
ティア「大佐、この装置は……」
ジェイド「レプリカ装置ですね……。……おや?」
#振り向くルークとガイ
ルーク「? どうかしたのか?」
ジェイド「このレプリカ装置……動力が中央の譜業兵器とつながっているようですね」
ルーク「それってまずいことなのか?」
ガイ「まずいってことはないけど、まぁ、その兵器を起動させたらレプリカ装置も起動しちまうな」
ジェイド「おそらく動力が取れなかったんでしょうね」
ルーク「ふーん……」

#レバーを調べる
ルーク「なぁ、これが兵器の起動装置だよな?」
ガイ「ああ、そうだな。だが簡単に起動しないと思うぜ?」
ルーク「? なんで?」
ガイ「動力が充填されてないからな。……んで、動力の充填機が」
#床に設置された照明器らしきものに駆け寄るガイ
ガイ「……おそらくこれだ」
ルーク「それって燭台じゃないのか?」
#振り向くガイ
ガイ「燭台型の充填機さ。似たような物を見たことがある」
ルーク「……」

 ミュウファイアで燭台に灯をつけると砲台から光線が発射され、崖の向こうの壁に大穴が開きます。逃げられなかったチーグルはその穴から逃げていきます。ただし、ルークたちの周囲には大きな魔物のレプリカが沢山生み出されてきて戦闘になります。兵器は何度でも撃てますが、その度に同じ魔物が湧きます。

 この後、チーグルの森へ行ってチーグル族の長老に話しかけると、このイベントは終了です。『聖なる刻印』と『邪なる刻印』を入手できます。

#チーグルの森、大樹のウロ
長老「みゅぅ〜みゅみゅみゅ〜みゅみゅ……」
ミュウ「ワイヨン鏡窟でチーグルを助けてくれたことのお礼がしたいと言ってますの」
ルーク「何かくれんのか?」
長老「みゅみゅ、みゅみゅ」
ミュウ「チーグル族の大事な秘宝を二つあげますの 持ってってくれですの」
 聖なる刻印を手に入れました
 邪なる刻印を手に入れました

 

 それから、花火が打ち上がっている辺りの渦潮を越えると、ナム孤島に入れます。ここでは大量のサブイベントが発生します。

ナム孤島
#長い鉄梯子を上って街に入る。まるでゲームセンターか芝居小屋のよう
アニス「なに、この街!?」
ナタリア「サーカス……でしょうか? いえ、ちょっと違いますわね」
#ルークたち、キョロキョロする。あちこちが譜業で動いている
ガイ「へえ。見た目はともかく結構まともな音機関を使ってるみたいだな」
アニス「わ。……アレ何? なんかキモ……」
#一方を指差すアニス。子供とねこにんが連れ立って歩いていく。両手を合わせて頬に添えるティア
ティア「着ぐるみかしら……。かわいい……」
アニス「えーっ、キモイよー! トクナガの方が断然可愛いもん」
ナタリア「……そ、それはどうかしら」
#片手で頭掻くルーク
ルーク「……おーい。ここは一体何なんだよ?」
ヨーク「ようこそ俺たちの街へ」
#「!」となるルークたち
ルーク「お、おまえは漆黒の翼!」
ガイ「おまえたちの街だと? じゃあここは漆黒の翼のアジトか」
ヨーク「ああ、そうだ。ある時は旅のサーカス団『暗闇の夢』、またある時は義賊『漆黒の翼』。而してその実態は隠された街ナム孤島の管理者さ。我らの誇り高き街、ナム孤島へようこそ。お客人」
ルーク「隠された街? ……ってことはここはキムラスカには知られてないのか」
ヨーク「俺たちは俺たちの誇りと共に生きる。誰にも支配されちゃいねぇのさ。ま、この街を作られたノワール様は別だがな。さて、と。こう見えても俺は忙しいんでね。これで失礼させてもらうぜ。ま、せっかくここへ来たんだ。色々見て回るといい」
#立ち去るヨーク
ルーク「色々見ろっていっても そんなことしてる場合じゃ……」
ジェイド「まあ、少しぐらいなら構わないでしょう」
ティア「大佐! よろしいんですか」
ジェイド「皆さんがここに興味がないというのなら構いませんが……。言ってみればこの街はケセドニアとは違う意味で自治区です。調べておいた方がいいと思うのですが」
ガイ「そうだな。漆黒の翼の連中のことも少しはわかるかもしれないし」
ナタリア「漆黒の翼……。そうですわね……」
アニス「んじゃ、見学開始だねv

#モニタールーム。操作盤と大きなモニターを見るガイ
ガイ「こいつは大した音機関だな。盗賊風情がもてる代物とは思えないねぇ」
ティア「これは監視装置ね。街の外の様子を捉えているみたいだわ」
ナタリア「ではアルビオールが砲撃を受けたのも、ここで監視をされていたからですわね」
アニス「うーわー。感じ悪」
ジェイド「本来は迎撃が目的ではないのでしょうね。アルビオールに向けられた砲撃はただの花火でしたから」
#背後からパチパチと手を叩く音。「!」と振り向くルークたちの前に現われるウルシー
ウルシー「その通りでゲス。今まで空から来る奴なんていなかったでゲスから祭り用の花火を使ったでゲスよ」
ガイ「……ってことは、陸や海からは誰かが来たってことか?」
ウルシー「たどり着けなかったでゲスがね。俺たちの迎撃装置で」
ジェイド「……なるほど。あの不自然な海上の渦潮もあなた方の仕業ですか」
#「!」となるルークたち
ルーク「渦潮なんて人工的に作れるのか!?」
ジェイド「まあ潮位の差を作ってやれれば比較的簡単です」
ナタリア「周囲は岸壁に囲まれてますものね。海を封じればまさに陸の孤島ですわ」
ティア「でも物資の補給には困るんじゃないかしら」
アニス「だって盗賊じゃん。盗んでくるんでしょ? そりゃ、運ぶのはやっかいかもしれないけど……」
ガイ「ただの盗賊なら、こんなところにアジトは作らないさ。仕事をするにしても不便だからな。そういうことを言いたいんだろ ティア」
ティア「ええ……」
ルーク「そうだよな。おまえたちはなんのために、こんなところで……」
ウルシー「さぁ、なんででゲスかねぇ。どうしても知りたいならノワール様に頼んでみればいいでゲスよ。教えてくれるかわからないでゲスがね」
#ウルシー、立ち去る
 警報装置が開放されたようだ

 この後、『漆黒の鍵』を持っていたならノワールの私室に入って、漆黒の翼三人の生い立ちと街の成り立ちに関する話が聞けます。これをクリアするとルークが『義賊の子分』の称号を得ますが、これ、話の内容的にはガイが得るべき称号では??

 そのイベントをクリアするとモニターの前に男の子が現われ、イベントムービープレイヤーが使えるようになります。人の記憶を映像化してモニターに映し出すと言う、驚異の装置です。

 また、モニタールームの左端にねこにんが隠れていて、(シェリダンの自鳴琴屋敷でイシターと会話していた場合、)話しかけると笑劇の音盤が手に入ります。

 街の見世物小屋が並んでいる中に、ありじごくにんがいる小屋があります。所持金が7万6千500ガルド以上あると、アニスが衣装変更の称号を得るイベントが起こります。(これ以前にありじごくにんに会っていること…は発生条件にならないのかな?)

ねこねここねこ
ルーク「なあ、また違うやつ出てきたけど ここにいるのって他の奴らと同じか?」
ガイ「同じみたいだな」
アニス「ありじごくにんの真似をするのが流行ってるの?」
ジェイド「さあ。流行っているのだとしたら嫌な流行りですねぇ」
ティア「ここのありじごくにんも何かを与えると、引き替えに何かをくれるのかしら」
ありじごくにん「おまえぇ」
ルーク「お、俺?」
ありじごくにん「そうぅ。おまえぇ どれが一番大切ぅ?」
 誰が大事?

 ここで、仲間の誰を選ぶかで話が分岐します。

 →ティア
ルーク「ティアかな……」
ティア「!」
#思いっきり驚くティア。アニスも両拳を口に当てて身を引く。
アニス「言った! さりげに言いおった!」
ナタリア「そうだと思っておりましたわ」
ガイ「ははは、やっぱりそうだったか」
#ナタリアは微動だにせず。腰に手を当てて笑うガイ。ジェイドは肩をすくめる
ジェイド「ティアも災難ですねぇ」
ティア「ルーク! な、何を……」
ありじごくにん「わかったぁ」
#突然真っ暗になる
ティア「きゃあああ!」
#明るくなり、ティアがいない。(映像が作られていないが、シナリオの意図的には、ティアが蟻地獄に投げ込まれて消えたのだと思われる。)
ルーク「お、おい! ティアをどこへやった!」
ありじごくにん「ガルドぉ くれたらぁ 返すぅ」
ルーク「あのな!」
ありじごくにん「ガルドくれないとぉ 大事なものはぁ返さないぃ」
ルーク「いくらいるんだよ!」
ありじごくにん「76500ガルドぉ」
ルーク「くそっ! 払えばいいんだろ!」
 76500ガルドを払った
ルーク「で、ティアはどこだ!」
ありじごくにん「……外にぃ いるぅ」
#駆け出していくルーク。
#ティア、小屋の外にぽつんと立っている
ティア「……お、驚いたわ。どうなってるの」
#ルークが駆けて来る
ルーク「ティア! 無事か!」
ティア「ええ……なんとか」
ルーク「よかった……。すげぇ心配した…」
ティア「え…」
#胸で両手を組むティア。二人、赤面する。
#誤魔化すように鼻をこするルーク
ルーク「あ、いや。そうじゃなくてあの……ほら、おまえの装備品 持って行かれたらって……」
#組んでいた手を下ろして睨むティア
ティア「……そう。よかったわね。装備品は無事よ」
ルーク「……う……うん……」
ルーク(俺って馬鹿だな……)
#他の仲間たちが駆けて来る
アニス「ティア! 大丈夫だった?」
ティア「ええ、なんとか。それで夢中でもがいていたら こんなものを掴んでいたみたい。アニスにどうかしら」
#ねこにんスーツを着るアニス
アニス「……これ……何?」
#両手を口元に当てて嬉しそうなティア
ティア「やっぱり! ねこにんだわ、アニス」
アニス「ぶーぶー。どうしてこんな子供っぽい格好しなくちゃいけない訳?」
ジェイド「ふむ。子供だからでしょう」
アニス「ぶーぶーぶーぶー。私、子供じゃないし!」
ガイ「まあいいじゃないか。76500ガルドも払ったんだから」
アニス「はー……。こんなスーツより76500ガルドそのものが欲しかったよ」
 アニスはねこねここねこの称号を手に入れました

 →ナタリア
ルーク「ナタリアかな……」
ナタリア「!」
#驚くナタリア。アニスも両拳を口に当てて身を引く。
アニス「ええっ! そうなの?」
ティア「ナタリアは綺麗だから……」
ガイ「へー。口では文句言いながらそう来るとは」
ジェイド「いや、これは意外でした」
ナタリア「私たちは幼なじみですもの。当然ですわ」
ありじごくにん「わかったぁ」
ナタリア「な、何をなさいますの!」
#画面暗転。ナタリア、(恐らく蟻地獄に投げ込まれて)明るくなると消えている。「!」となる仲間たち
ルーク「お、おい! ナタリアをどこへやった!」
ありじごくにん「ガルドぉ くれたらぁ返すぅ」
ルーク「あのな!」
ありじごくにん「ガルドくれないとぉ 大事なものはぁ返さないぃ」
ルーク「いくらいるんだよ!」
ありじごくにん「76500ガルドぉ」
ルーク「くそっ!払えばいいんだろ!」
 76500ガルドを払った
ルーク「で、ナタリアはどこだ!」
ありじごくにん「……外にぃ いるぅ」
#外に駆け出して行くルーク。ぽつんと立っていたナタリアに駆け寄る
ルーク「ナタリア! 無事か?」
ナタリア「ええ。砂だらけですけれど」
ルーク「ん? あれ おまえ何持ってるんだ?」
ナタリア「あら…? 吸い込まれた時に慌てて手を振り回していたら……」
#他の仲間たちも駆け寄って来る
アニス「ナタリア! 大丈夫だった?」
ナタリア「あら、丁度いいところに! これを差し上げますわ」
#ねこにんスーツを着るアニス
アニス「……これ……何?」
ナタリア「ありじごくにんのところで拾ったみたいですの。よくお似合いですわよ」
アニス「ぶーぶー。どうしてこんな子供っぽい格好しなくちゃいけない訳?」
ジェイド「ふむ。子供だからでしょう」
アニス「ぶーぶーぶーぶー。私、子供じゃないし!」
ガイ「まあいいじゃないか。76500ガルドも払ったんだから」
アニス「はー……。こんなスーツより76500ガルドそのものが欲しかったよ」
 アニスはねこねここねこの称号を手に入れました

 →アニス
ルーク「アニスかな……」
#ハートを飛ばして身をよじるアニス
アニス「はわ〜v もしかして玉の輿?」
ティア「アニスは可愛いから……」
ナタリア「アニスだけはないと思っていましたけれど……」
ガイ「まだ子供だから心配なんだろ」
ジェイド「それは言えてますねぇ」
#両腰に手を当ててぷんぷんするアニス
アニス「失礼だな、ニ人とも!」
ありじごくにん「わかったぁ」
アニス「……うわわわわわ!?」
#画面暗転。アニス、(恐らく蟻地獄に投げ込まれて)明るくなると消えている。「!」となる仲間たち
ルーク「お、おい! アニスをどこへやった!」
ありじごくにん「ガルドぉ くれたらぁ返すぅ」
ルーク「あのな!」
ありじごくにん「ガルドくれないとぉ 大事なものはぁ返さないぃ」
ルーク「いくらいるんだよ!」
ありじごくにん「76500ガルドぉ」
ルーク「くそっ! 払えばいいんだろ!」
 76500ガルドを払った
ルーク「で、アニスはどこだ!」
ありじごくにん「……外にぃ いるぅ」
#外に駆け出して行くルーク。ぽつんと立っていたアニスに駆け寄る
ルーク「アニス! 無事……」
#アニス、ねこにんスーツを着ている
ルーク「なんだそりゃ」
アニス「こっちが聞きたいよ」
ルーク「それ、ねこにん?」
#他の仲間たちも駆け寄って来る
ティア「アニス! ……いいわ、それv
ナタリア「ええ、よくお似合いですわね」
#口元で両手を合わせるティアとナタリア
ガイ「ははは。こういう子供いるよな」
ジェイド「その格好の時は私から十メートル離れて歩いて下さいね」
アニス「うわーんっ!? こんなみっともない格好いやだーっ!!」

 →ガイ
ルーク「ガイかな……」
#照れて頭を掻くガイ
ガイ「ははは、そこまで大切に思われてたとはな」
アニス「ちっ、色気より友情を取るか」
ティア「あら、友達を大切に思うのは当然よ」
ナタリア「ガイはルークの親友ですものね」
ジェイド「まだまだお子様ですねぇ」
ありじごくにん「わかったぁ」
ガイ「……な、何だ!?」
#画面暗転。ガイ、(恐らく蟻地獄に投げ込まれて)明るくなると消えている。「!」となる仲間たち
ルーク「お、おい! ガイをどこへやった!」
ありじごくにん「ガルドぉ くれたらぁ返すぅ」
ルーク「あのな!」
ありじごくにん「ガルドくれないとぉ 大事なものはぁ返さないぃ」
ルーク「いくらいるんだよ!」
ありじごくにん「76500ガルドぉ」
ルーク「くそっ! 払えばいいんだろ!」
 76500ガルドを払った
ルーク「で、ガイはどこだ!」
ありじごくにん「……外にぃ いるぅ」
#駆け出していくルーク。外にぽつんと立っていたガイに駆け寄る
ルーク「ガイ! 無事か?」
ガイ「ああ、まあな。何が起きたのかはよくわからないが…」
ルーク「ん? あれ おまえ何持ってるんだ?」
ガイ「ん……? ホントだ。蟻地獄に吸い込まれた時に何か掴んだような気はしたんだが……」
#他の仲間たちも駆け寄って来る
アニス「ガイ! 大丈夫だった?」
ガイ「……これを着られそうなのはアニスだけみたいだな」
#ねこにんスーツを着るアニス
アニス「……これ……何?」
ガイ「ありじごくにんのところで拾ったらしい。キミにあげるよ」
アニス「ぶーぶー。どうしてこんな子供っぽい格好しなくちゃいけない訳?」
ジェイド「ふむ。子供だからでしょう」
アニス「ぶーぶーぶーぶー。私、子供じゃないし!」
ルーク「別にいいだろ、結局76500ガルド払わされたんだし」
アニス「はー……。こんなスーツより76500ガルドそのものが欲しかったよ」
 アニスはねこねここねこの称号を手に入れました

 →ジェイド
ルーク「ジェイドかな……」
ジェイド「……。もしかしたら嫌がらせのつもりですか?」
ルーク「あのな! お前に感謝してるかも知れないじゃないか」
アニス「……嘘だぁ」
ティア「……嘘ね」
ガイ「……嘘つけ」
ナタリア「……嘘ですわね」
ルーク「……」
#気まずげに鼻をこするルーク
ありじごくにん「わかった」
ジェイド「……」
#画面暗転。ジェイド、(恐らく蟻地獄に投げ込まれて)明るくなると消えている。
ルーク「……あ、あれ。ジェイドは?」
ありじごくにん「ガルドぉ くれたらぁ返すぅ」
#もの凄く驚くルーク
ルーク「え! おまえ あのジェイドを引き取ったのか?」
#両拳を口に当てるアニス
アニス「勇者だ。勇者がここにいる」
#腰に手を当てて笑うガイ
ガイ「ははは このまま逃げちまうか!」
#ルーク、ガイを見て
ルーク「それもいいかもなー」
#両腕を組むナタリア
ナタリア「馬鹿なことを言わないで! 早く大佐を助けなければ!」
#片手を握って訴えるティア
ティア「ナタリアの言う通りよ」
ルーク「仕方ないな。いくらいるんだ?」
ありじごくにん「76500ガルドぉ」
ルーク「……払えばいいんだろ」
 76500ガルドを払った
ルーク「で、ジェイドはどこだ?」
ありじごくにん「……外にぃ いるぅ」
#外にぽつんと立っていたジェイドに駆け寄るルーク
ルーク「ジェイド! 無事か?」
#眼鏡に手を当てるジェイド
ジェイド「ええ。残念ながら無事ですよ」
ルーク「残念ながらって……」
ジェイド「いえいえ。私をおいて行きたかったようですから」
#気まずげに鼻をこするルーク
ルーク「き、聞こえてたのか……」
ジェイド「ああ、いいんですよ。お詫びに実験におつき合い下さるなんてそんな、申し訳ないですから」
ルーク「……誰もそんなこと言ってないだろ」
#他の仲間たちも駆け寄って来る
アニス「大佐! 大丈夫でしたか?」
ジェイド「アニス。あなたも私が吸い込まれて喜んでいましたねぇ。お礼にこれを差し上げますよ」
#アニス、ねこにんスーツを着せられる
アニス「……これ……何ですか?」
ジェイド「ありじごくにんのところで拾ったようです。是非その格好で各地を回って下さい。ああ、私は距離を置かせていただきますが」
アニス「ぶーぶー。どうしてこんな格好しなくちゃいけないんですか?」
ジェイド「実験に協力するのと どちらがよろしいですか?」
アニス「……喜んで着させていただきます」
 アニスはねこねここねこの称号を手に入れました

 このイベント、内容的にはレムの塔以降に起こした方が、しっくりする気がします。ルークがティアに対する自分の気持ちを自覚しているからです。

 ティア以外で力の入ってるのはジェイドとアニスですかね。ガイとナタリアの分は、なんかおざなり。

 初めてこのイベントに遭遇したとき、私は後ろめたさにドキドキしながらナタリアを選んだのですよ。ティアには悪いけど、最初はナタリアを選ばせてもらうっ。ごめんよ! と。……が、ナタリアは選ばれてもさして動揺した様子を見せず、サラリと「私たちは幼なじみですもの。当然ですわ」なんて言うだけ。えぇええー? 赤面して慌てるようなナタリアが見たかったのにぃ!

 わざわざヒロインのティア以外を選ぶ時って言うのは、プレイヤーが相当そのキャラを気に入ってる時なんですから、全てのキャラに均等に力を入れて語ってくれればよかったのにな、とは思いました。ティアが本命ってのが丸分かりな内容なんですもん。他の仲間たちの野次は勿論、消えてしまったのをルークが迎えに行った時も。ティアにだけ「すげぇ心配した」って言うんですよね。他のキャラには言わないのに。なんたる出来レース。これなら最初からティアしか選べないか、「誰が一番大事か」なんて選択肢じゃないのが良かったなぁ。

 それに、他のキャラを選ぶと、(ジェイドに対して以外では)ティアがいちいち一言コメント付けるので、悪いですがちょっち鬱陶しいです。「ルークが自分以外を選んだこと」を擁護・理由説明してくれなくていいですよ…。ティアに(というか、制作スタッフさんに、メインヒロイン以外を選んだことを)責められてるみたい。

 

 また、ケセドニアでありじごくにんにグラタンのレシピを貰っていた場合、ありじごくにんが15万ガルドで福袋を売ってくれるイベントが起こります。

ありじごくにん福袋
#小屋のありじごくにんが二人に増えている。手前のありじごくにんは「俺ぇ ガルドぉ ほしい。早くぅ ガルドぉ 出せぇ」と言っている。奥のありじごくにんに話しかけると…
ありじごくにん「おまえぇ 兄弟のぉ 助けをしたぁ」
ルーク「……。なんでこいつらはこんな喋り方なんだ」
アニス「しょうがないよ。童話の中でこういう風に喋ってるんだもん」
ありじごくにん「兄弟ぃ 助けたぁ お前にぃ とっておきぃ 商品をぉ 用意ぃ」
ガイ「とっておき『商品』ときたか」
ありじごくにん「最強ぅ詰め合わせぇ福袋ぉ 今ならぁ1000000ガルドぉ」
#アニスのけぞる
アニス「1000000!? たっかー!」
ありじごくにん「兄弟ぃ助けたぁ大幅割引ぃ 150000ガルドぉ お得ぅ 買えぇ」
ルーク「……んなこと言われてもな」
 →払う
ルーク「ここまで来たら買ってやるか」
 150000ガルドを渡した
ありじごくにん「まいどぉありぃ はいぃこれぇ」
 『蟻地獄福袋』を手に入れた
アニス「なになに何が入ってるの?」
ルーク「ちょっと待てよ 今、開けるから。なんか妙に重いな……」
 『アップルグミ』を手に入れた
#一同「……」
ルーク「砂がついてやがる」
アニス「ねぇねぇ。次は?」
 『スペクタルズ』を手に入れた
ルーク「これも砂まみれか……」
ガイ「……いやな予感がしてきたな」
 『りんご』を手に入れた
『ビーフ』を手に入れた
『チキン』を手に入れた

ルーク「……」
アニス「うわー。全部砂付きだ……。ねぇねぇ、他には?」
ルーク「あとは、砂……。重かったのは全部砂だ」
アニス「えぇぇぇ〜 150000ガルド払ってこれっぽっち?」
ガイ「……。やっぱりか。この品物って、俺たちがケセドニアで……」
#アニス、ワナワナ震えだす。ありじごくにんに向かって
アニス「そうだよ! 私たちがあげたやつじゃん! ゴラァッ! 月夜ばかりと思うなよっ! 舐めんなっ! クズ地獄人!」
ルーク「……うーわー……」
ガイ「さすがにガルドが絡むと凄いな……」
ありじごくにん「ちょっとぅ待ってぇ おまけあるぅ」
アニス「……おまけ?」
ありじごくにん「はいぃ これぇ どんぞぉ」
 『蟻地獄人の人形』を手に入れた
ガイ「……よかったなアニス。かなり実用的だぞ」
#アニス、ガイを見て
アニス「え〜っ! これ使えってこと?」
ありじごくにん「俺たちぃ強いぃ びっくりぃ」
ルーク「大事にしろよ。150000ガルドもしたんだからな」
アニス「……」

 

 それから、別の見世物小屋にいるうしにんに話しかけると、最終的にナタリアの衣装変更称号の手に入る長いイベントが開始します。

マルクトの星
エリオン「はあ……困りました」
ナタリア「まあ、オールドラント童話に出てくるうしにんですわ」
アニス「相変わらずよくできてる衣装だなぁ……」
#ルーク、エリオンの服(?)を引っ張る
ルーク「引っ張っても取れないな」
エリオン「わわわ、何をするんですか!」
ルーク「あ、悪い。本物か偽物かどうも気になって……」
エリオン「このナム孤島では全てが本物なんです!」
ジェイド「つまりは偽物も本物と扱えということですね」
#憮然とするエリオン
ナタリア「ところで何を困っているのですか?」
エリオン「それが、僕の弟が広い世界を見たいといって飛び出したきり もう長いこと帰ってこないんです。兄も弟を捜しにいくと言ったきりずっと帰ってこなくて……。どこかで迷っているんだと思うと心配です」
アニス「探しに行けばいいじゃん」
エリオン「僕が行ってうっかり行き違いになったら今度は僕を捜すために また旅に出るかも知れないじゃないですか」
ナタリア「あなたのお兄さんと弟さんも同じような格好をしていますの?」
エリオン「はい。二人は僕と同じうしにんです」
#両手を組んでハートを飛ばすティア
ティア(うし……v
ガイ「それはまた、目立つなぁ……」
ティア「捜してあげましょうよ」
ルーク「……おまえ また見た目に釣られただろ」
ティア「そ、そんなことは……」
ルーク「ま、いいや。こんな目立つ格好してるなら捜さなくたってすぐ見つかるよ」
エリオン「兄さんたちを捜してくれるんですか! ありがとうございます。兄はミシカ、弟はユタンです。どうかよろしくお願いします」
#肩をすくめるジェイド
ジェイド「やれやれ……」

エリオン「まったくうちの兄弟たちには困ったものです。いったいどこで何をしているのやら。もし見つけたらエリオンが心配していたと伝えてもらえませんか? 本当は僕も捜しに行きたいんですけどね……」

#ユリアシティの譜石部屋ではしゃいでいるユタン
ユタン「うおー! いかすー!! これはマジすげぇぜ!」
#呆れるルークたち。
ティア「誰かさんによく似ているわね」
ルーク「お、俺はあんなじゃないぞ。多分……」
アニス「ねえねえ キミ、ユタンでしょ?」
#振り向くユタン
ユタン「あんだよ? ユタン様に何か用かよ」
ナタリア「……本当に似ていますわね」
#ナタリアを見るルーク
ルーク「あのなー」
ティア「エリオンがあなたを心配しているわ。さあ、帰りましょう」
ユタン「兄貴が? そういやしばらく帰ってなかったな。つか、すっかり忘れてた」
ルーク(俺、こんなに頭悪そうなのか……。これからは気をつけよう……)
ユタン「俺はまだ帰らないぜ! まだまだ世界には見るべきものがたくさんあるんだからな!」
#走って逃げるユタン
ナタリア「まあ! 逃げてしまいましたわ」
ジェイド「いやぁ、誰かに似て相当頭が悪そうですから またすぐ見つかりますよ」
ルーク「……俺が嫌味に気付かないほど馬鹿だと思うなよ」
ジェイド「嫌ですねぇ 誰もあなたのこととは言ってませんよ。自覚があるなら別ですけど」
#憮然とするルーク
ガイ「やめとけやめとけ。口であいつに敵う訳がない」
アニス「だてに年取ってませんからね」

#バチカル港。俯いて佇むミシカ
ミシカ「あれー、おかしいなぁ。確かにダアト行きの船に乗ったと思ったのに……」
ナタリア「ここはバチカルですわよ」
ミシカ「そうですか。どうしてこんなところへ着いてしまったんだろう。切符を買い間違えたのかな」
ルーク「つーか、それを言うなら船を乗り間違えたんだろ」
ミシカ「なるほど。そうかも知れません。ところであなたたちは?」
ティア「あなたはミシカね? エリオンからあなたを捜すように言われたの。一緒に帰りましょう」
ミシカ「それはいけません。僕は弟のユタンを捜す使命があるのです」
#頑固なミシカに憮然とする仲間たち
ナタリア「困りましたわね」
ガイ「先にユタンを見つけるか……」

#エンゲーブの宿の前に人だかり
ルーク「どうかしたんですか?」
ローズ「皆さん! それが……ケリーさんとこの子供が誘拐されたらしいんですよ」
#「!」となるルークたち
ケリー「ウチのエリンが……エリンが……」※かつてルークを泥棒扱いして捕まえた、宿屋の主人です。
ローズ「さっき投げ文がありましてね。エリンとうしにんは預かった。憲兵に伝えたら殺す。500万ガルドを用意してチーグルの森へ来いって……」
#再び「!」となるルークたち。ルーク、後ろにいるガイを見て
ルーク「うしにんって……ユタンか?」
ジェイド「(肩すくめて)やれやれ、大変なことに巻き込まれましたね」
ナタリア「何を言っているのです。急いで助け出してあげなければなりませんわ!」
ティア「だけど大佐も私たちも軍人よ。下手に動いたら人質の子供が危険だわ」
ガイ「じゃあアニスとジェイドとティアは待機してもらおう。それで俺たちだけで森に突入して子供を助けてから、合図と共に突入してもらって、犯人を捕獲する。どうだ?」
ルーク「そんなに上手くいくかな」
ジェイド「そうですねぇ。……ですがまあ見つかったとしてもあなたたちなら軍人とは思われないでしょう」
ナタリア「ならば決まりですわ。一刻も早くチーグルの森へ参りましょう!」

#チーグルの森。二人の誘拐犯に囲まれているユタンと子供
ユタン「おい、こら! てめえら、放せ!」
誘拐犯A「……何でこんな変な奴まで連れてきたんだ」
誘拐犯B「……ついてきちまったんだよ」
#暗くうな垂れる誘拐犯たち
ナタリア「そこまでですわ!」
誘拐犯A「だ、誰だ!?」
#弓を構えるナタリア
誘拐犯「ま、待て……」
ナタリア「無駄な抵抗はおやめなさい」
誘拐犯B「な、何なんだおまえたちは……」
ナタリア「私は……」
ガイ「おい! ここはマルクトだってことと自分の立場を忘れるなよ!」
ナタリア「そ、そうでしたわ」
#考え込むナタリア、ぱっと閃く
ナタリア「私は……そうマルクトの星! 女盗賊マルクトの星です!」
#しらっとなる一同。ユタンだけは大はしゃぎする。

#エンゲーブ
ローズ「皆さんありがとうございました!」
ケリー「おかげさまで娘は無事でした。どれだけ感謝してもしたりない!」
ナタリア「まあ、いいのですわ」
エリン「ありがとう……マルクトの星のお姉ちゃん」
#エリン、親の方へ駆けて行く。一方、こっそりと逃げていこうとしているユタン。それに気付くジェイドとルーク。ルーク、大きなフォームでミュウを投げつける
ユタン「うわ!?」
#痛がるユタンと、地面に転がってるミュウ
ミュウ「みゅうぅぅぅうう……」
ジェイド「捕獲成功ですね」
ティア(可哀想……)

#バチカル港。ユタンを連れてミシカの元へ行く一行
ミシカ「あ! ユタン!」
ユタン「……よぅ」
#怒り出すミシカ
ミシカ「どこに行っていたんだ。心配したじゃないか! おかげでダアトにまで来ちゃったよ」
ナタリア「ですから ここはバチカルですわ」
ミシカ「あ、そうでした」
ティア「とにかく二人とも エリオンが待っているわ。帰りましょう」

#ナム孤島へ自動移動。
エリオン「二人とも! 無事でよかった」
ユタン「……へ、悪かったよ。ちょっと夢中になっちまってさ」
ミシカ「でもちゃんと無事に帰ってこられたからね」
エリオン「皆さん、二人を見つけてくださってありがとうございます。皆さんにお礼の品を差し上げたいのですが……」
ユタン「それなら、俺 いいネタを知ってるぞ」
#頭を寄せ合ってひそひそ相談する三兄弟
ルーク「何だ?」
アニス「さあ……」
#相談をやめる三兄弟
エリオン「わかりました。丁度いい物があります」

#ナタリアが新しい衣装を着ている
ナタリア「まあ! これは何ですの?」
#ナタリアの前に並んで揃ってバンザイし続ける三兄弟
ユタン「いかすー!」
エリオン「ナタリアさんはマルクトの星という職業なんだそうですね。ユタンから話は聞きました」
ナタリア「! それは……」
ユタン「へ、照れることはないだろ?」
ミシカ「うんうん。よくお似合いです」
エリオン「巷で人気の小説の女怪盗が着ている服です。是非ご利用下さい」
#両手を胸で組んで三兄弟を見つめるナタリア
ナタリア「まぁ……」
ルーク「ナタリア。恥ずかしいなら無理に受け取らなくても……」
ナタリア「素敵ですわ!」
#驚く仲間たち
ナタリア「これで私も女怪盗なのですわね。少し照れくさい気もいたしますが子供の頃からの憧れでもありましたし ありがたく頂戴しますわ」
#ポカンとして呆れる仲間たち
 ナタリアはマルクトの星の称号を手に入れました

「巷で人気の小説」とは、子供向けの小説『女盗賊001〜イスパニアの星〜』らしいです。グラマーで変装の達人の女盗賊が主人公だそうで、ナタリアは子供の頃に憧れていたとか。ルークもこの小説の事はよく知っていました。なんとなくですが、子供の頃、ナタリアが自分の大好きな小説をルークにプレゼントしたんじゃないのかな、と思っています。二人で「イスパニアの星ごっこ」とかやってそう。

 ちなみに、エリオンは天才譜業技術者です。人の記憶を映像化するムービープレイヤーも、彼が作ったものなのです。

 末っ子のユタンは様々なうしにんグッズを開発しています。うしにんの見世物小屋の壁に、うしにんのマスコットがあるんですが、それに触るとポトッと落ちて下の牛乳缶の中に入ってしまいます。するとユタンが血相変えてやってきて、「ぬぁあぁぁぁ! 人様の大切な人形に何してくれるんだ!! 弁償だ、弁償! ガルドもらうぞ!!」と、1000ガルド取られます。「二度とすんなよ」と言われますが、何度でもマスコットを落とせますし、その度に怒られて1000ガルド取られます。

 

 うしにん三兄弟を揃えるイベントを終えてからエリオンに話しかけると、ミニゲームの『テイルズ オブ ドラゴンバスター』が遊べるようになるイベントが起こります。

テイルズ オブ ドラゴンバスター
#小屋のカウンターにいるエリオン
エリオン「みなさーん。その節はありがとうございました!」
ナタリア「気にすることはありませんわ。困っている民を助けるのは王族として当然の務めです」
エリオン「そうだ! 新作のおもちゃがあるんですけど よかったらどうですか?」
ルーク「おもちゃ? なんだよ、それ」
エリオン「かなりの自信作なんです。ただ、完成してなくって困ってるんですけど」
アニス「完成してないもの差し出すなっつーの」
ルーク「同感」
ガイ「まあまあ、二人とも。で、完成してないってことは何か足りないのか?」
エリオン「はい。簡単なものなんですけど『巨大魚の骨』が欲しいんです」
ティア「どうしてそんなものが必要なの?」
エリオン「原理は内緒です。でもどうしても必要なんですよ。持ってたりしないですか?」
 『巨大魚の骨』を渡す? →はい
ナタリア「これでよろしいんですの?」
エリオン「すごい! また助けてもらっちゃった」
ガイ「これで何が出来上がるんだい?」
エリオン「へへへ それは僕の腕の見せ所です。あとで隣りの隣りの小屋に来て下さいね」
#エリオン、姿を消す

#指定された小屋に行き、エリオンに話しかける
エリオン「お待ちしてました。これをどうぞ」
 ルークは『竜退治の鍵』を手に入れた
ルーク「なんだ、これ?」
エリオン「それは『ているず おぶ どらごんばすたー』を遊ぶための鍵です」
#ガイ、傍らの筐体を見て
ガイ「それってこのちっこい箱か?」
エリオン「そうです。それさえあればいつでも遊べますから」
#考え込むルークたち
ティア「せっかくだし遊んでみたら?」
ルーク「じゃ、遊ばせてもらうか」
エリオン「箱を調べてもらえれば起動しますので どうぞ、ごゆっくり」

 これで『テイルズ オブ ドラゴンバスター』が遊べるようになります。ちなみに、「巨大魚の骨」は探索ポイント8でナタリアに『ラビリンスガール』の称号をつけていると手に入りやすいです。あるいはイニスタ湿原で魚人と戦うか。

『テイルズ オブ ドラゴンバスター』を、ティアラかロッドを持った状態でクリアすると、クリア画面にティアが走り出てきて、ルークの称号が手に入ります。

エリオン「! うわ、すごい! 竜を倒してお姫様も助けるなんて」
ルーク「お姫様ぁ? あれティアだったよな?」
ティア「……ナタリアでなくて残念だったわね」
ルーク「な、なんだよ、それ!」
エリオン「まあまあ。あのお姫様は頭の中に思い描いた人が出てくるんです」
#赤面するルークとティア
ティア「……え……」
ルーク「な、ばっ、ち、違うっつーの! んな訳ねーよっ!」
ガイ「そこまで否定すると余計に怪しいな」
アニス「ほ〜んとルークってガキだよねぇ」
#怒ってアニスを見る
ルーク「ガキにガキって言われたかねぇよ」
ジェイド「まあまあ、二人とも。図星をさされたからと言ってがならないで下さいよ」
#憮然とするルークとアニス
エリオン「でも、お姫様も救えるなんてすごいですよね。結構自信作だったんですけど僕の負けですから これを差し上げますよ。もっと雰囲気出ますから」
#ルークの衣装が変わる
ルーク「これって?」
エリオン「それは伝説の勇者『クローヴィス』の衣装です。その衣装でも遊べますから楽しんで下さいね」
ガイ「伝説の勇者の割りには随分質素な格好だな……」
アニス「うん。だっさー……」
 ルークはドラゴンバスターの称号を手に入れました

 二周目以降の場合、更にイベントが続きます。

エリオン「そうだ! せっかくなんで もっと雰囲気を出しましょう。新しいの作ったんでこれを着けてみて下さい」
#クローヴィスの頭を模した被り物をスッポリ被ったルーク
ルーク「……」
アニス「きゃははははは! キモーイキモーイ!」
エリオン「これでどこから見ても『クローヴィス』ですよ」
 ルークはドラゴンバスター?の称号を手に入れました

『テイルズ オブ ドラゴンバスター』の最終面でドラゴンと戦う時、L2を五回押しておくとクリア時に走り出てくるのがアニスに、R2を五回押しておくとナタリアに変更される…のですが、イベントには変化は起こりません。



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