『ぷよぷよフィーバーチュー!』プリサイス博物館 図書室の本

ロードさん投稿のNDS版ログテキストから作成。ありがとうございました。
『ヒーロー伝 ファイアー』『キャラ別攻略その5』『キャラ別攻略その7』『久遠のアルカ』の四冊分は管理人が補完したのでPS2版です。

※改行と句読点はゲーム機種ごとに異なるようなので、適宜調整した。

プリンプの歴史 上

プリンプの成り立ちから
「くまもりの儀」がはじめられた「まじないの時代」までを知ることができます。

条件:最初から所持

【はじめに】
昔からプリンプはとてもゆたかな自然にめぐまれていました。
四方を海や砂丘にかこまれているため、まわりの国との交流にとても不便ですが 気候はおだやかで作物もたくさんみのり、まったく気になりません。
さあ、このまちの歴史を知り、平和に暮らすことについて考えていきましょう。

【とびらのない らくえんの時代 1】
プリンプは、北は遠浅(とおあさ)のミル海岸、南はピット砂丘によって、周辺の国と交流することができませんでした。
そのため、はじまりの時代からずっと小さな集落にとどまっていましたが この往来(おうらい)のこんなんさと、自然のゆたかさから「とびらのない らくえん」とよばれていました。

【とびらのない らくえんの時代 2】
交流が少なかった原因は、ほかにもあります。
そのころはアイテムとして鉱物を使う魔導がとてもさかんでしたが、プリンプでは鉱物はとることができませんでした。ですので人々はむりにこの地を訪れようとしませんでした。
また、この地に住む人々も、自給自足に十分なゆたかな大地であったため、せっきょく的に外に向かうことなど考えもしませんでした。

【くまもりの儀 まじないの時代 1】
周辺との交流が少なかったことがプリンプにしかない文化をもたらしました。
なかでも「くまもりの儀(ぎ)」は のちの歴史に大きくかかわるだけでなく いまでも多くの人々に まじなわれつづけていますが「とびらのない らくえんの時代」にこの信仰が始められたことが、近年のしらべであきらかになりました。

【くまもりの儀 まじないの時代 2】
「くまもりの儀(ぎ)」は、だれもいない所で“メモをひろう”ぐうぜんから始まりました。
ひろったメモにかかれてあるものを用意して次の日にメモを見つけた場所においておく。
こんな簡単なことなのですが‘たいせつなねがいごと’がかなったのです。メモには、どこにでもあるものが記されていたので、だれでもがまじなうことができました。

プリンプの歴史 下

プリンプの「争いの時代」から現在までの
「くまもりの儀」と共に歩んだ信仰と平和の歴史を知ることができます。

条件:コースを8つクリアする

【開かれたとびら 争いの時代 1】
おだやかな時代が続きましたが、やがてこの地方にも争いが起こりました。
原因となったのは、北方のタトゥーンダ城の主(あるじ)でした。各地でとれたものを道のけわしいプリンプをさけてはこぶにはタトゥーンダ城下を通るしか方法がないことを良いことに、「通行税(つうこうぜい)」を設(もう)けていたのでした。

【奇妙なうわさ 争いの時代 2】
通行税に対する不平の声が各地からあがるころ、すでにタトゥーンダは、通行税からえた財力と交易の要所であることを生かして大きな戦力をつけていました。そして、先に各地に争いをしかけたのでした。
こうして争いで街を失った人々があふれる中、うわさが流れたのでした。
「プリンプという場所は、今まで一度も攻め込まれたことがないらしい」

【森の中で 争いの時代 3】
こうして街を失った人々がプリンプへ向かいました。そんなある日、ナーエの森で一枚の紙がひろわれたのでした。
そこにかかれていたのは…
    『たくさんのぷよ』
「くまもりの儀(ぎ)」では
    ‘紙は神さま’
人々はこのお告げを信じて力を合わせ たくさんのぷよをナーエの森にあつめました。

【平和のはじまり〜現在まで】
タトゥーンダ城のプリンプ進攻(原文ママ)は、行われませんでした。なぜなら、城内が一夜にして無人と化したからでした。
同じ頃に「くまもりの儀」によって集められたたくさんのぷよも、全てどこかに消えました。
こうして争いからのがれて集まった信心深い人々の手でプリンプは守られ、小さいながらもひとつの街としての形が生まれたのでした。

【あとがき】
「くまもりの儀」は平和な毎日を送るための儀として現在も信仰されていますが、あの日からナーエの森にもどこにも紙が見つかることはありませんでした。
プリンプの周辺には、海岸に近いアルカ遺跡や、アリクビ湖に眠る水中遺跡など、まだまだ知られていない歴史が眠っています。平和のために、これからも研究を続けましょう。

アルルのおもいで 1

限りなくプリンプの人々に近いけれど異世界から来たことを語る少女アルルが以前にいた我々の知らない世界のきろく。

条件:コースを6つクリアする

★ココはどこ?
ぷよを消してたら、いつのまにかべつの世界に来ちゃったみたいなんだ!
ボクはカーくんといっしょだから元気だけど、もといた世界のみんな、どうしてるかな?

もしかするとボクが前にいた世界のことが行き来のヒントになるかもしれないし、いちおう かいとこっと。   アルル

★ボクがいた世界
もともと前にボクがいた場所って けっこうプリンプとにてるんだよ!
ボクは魔導師のたまごだから あちこち冒険して魔導のウデを上げてたんだ。
魔導の勉強をしてる子は、こっちの世界ほど多くなかったかな?
ヒトとか、ヒトとちょっとちがうのとか、あやし〜生き物がいたりするのは同じだね。

★ライバル以上、トモダチ未満?
カーくんはカーバンクルっていって いつもいっしょの友達だよ!
おでこの赤い石からはビームもでるんだ。
(PS2版⇔「カーくんはいつもいっしょの友達だよ! 本当はカーバンクルっていって、おでこの赤い石からはビームもでるんだ。」)
そのカーくんを好きなサタンっていう人とか
そのサタンを好きなルルーっていう人とか
そのルルーを好きな牛とか
ヘンタイっぽい闇(やみ)の魔導師とかが、(PS2版+「よく」)ボクとぷよ勝負してたんだ。

★あやし〜生き物
ほかにも、羽やツノやしっぽのある女の子とか、足の生えた魚とか、ゾンビとか、ぞうとか… なんだかいっぱいヘンなのがいたなぁ。
う〜ん なつかしくなってきた!
でも、ボク、すごく戻りたいわけじゃないよ。ここも楽しい仲間がいっぱいいて、ぷよもカーくんもいるもん、さみしくないよ。
‘住めば都(みやこ)だよね!’(PS2版⇔「‘住めば都(みやこ)’ってことだよね!」)

アルルのおもいで 2

アルルのいた世界と我々の世界の共通点は「魔導」と「ぷよ」。時空を越えて移動しているらしい「ぷよ」のなぞをとくカギがありそうだ。

条件:広場で100回以上対戦する

★学校のコト
ボクがこっちにきておどろいたのは、みんなが魔導の勉強をしてることかな?
アミティたちの学校へあそびにいくと、みんな魔法がつかえるんだよね!
ボクたちの世界では
「素質(そしつ)に左右される」
っていわれてるから、魔導を教える学校に通う子はそんなに多くなかったよ。

★魔導のコト
よくアミティたちの学校にあそびにいくよ。このあいだアコール先生に聞いたんだけど、「魔法」と「魔導」はちょっと違うみたい。
「魔法は手段、魔導は目的」って言ってたけど…どういう意味だろ?
「手段」
…ある事を実現させるためにとる方法
「目的」
…実現させようとめざすもの
ふ〜ん、まだよくわからないや。

★気になるコト
こっちの世界もぷよがいるし、ボクが「オワニモ」の呪文をつかうと消せちゃうトコとか、よくにてるよね。
そういえば前の世界にいたときに、だれかが言ってたことを思い出した。
「消したぷよがどこへ行くのかわからない」
ほんとだ。どこにいくんだろ?
それって、ボクが飛ばされたことと もしかして関係あるのかな?
(PS2版⇔
「そういえば前の世界にいたときに、
「消したぷよがどこへ行くのかわからない」って聞いたような気がする。
…それって、ボクが飛ばされたコトと もしかして関係あるのかな?

★これから
ぷよのいる世界にせっかく来たんだし、これからもウデだめししよっと。
かえる方法が見つかったらラッキーだしね!
ほんとプリンプってボクのいた世界に似てる。初めてって思えない。
(PS2版⇔「ほんとプリンプって初めてって思えない。」)
もしかして小さい頃に来たことあるのかな〜
う〜ん、ちっともおぼえてないんだ。
とりあえず、記録はこれでおっしまーい!

発見!プリンプタウン

ナゾの旅人チュー子が
豊かな自然に囲まれたプリンプタウンをわかりやすく紹介。

条件:アミティとシグのわくわくコースをクリアする

はろー
アイム チュー子☆
とおい場所からプリンプへ観光にきたよ。
持ってきた地図をなくしちゃったけど、これから街をひとまわり☆
自分でしらべて地図をつくっちゃおう!
さあ、一緒にれっチュごー!

●プリンプ魔導学校●
ここは学校ね。窓から授業が見えるよ。
先生っぽい人みチュけたのでインタびゅー!
「学校はどんなところ?」
『みなさんがお勉強するところですよ』
「ユーのヒミツは?」
『ポポイはぬいぐるみじゃな…むぐむぐ』
ぬいぐるみのネコが口をふさいでる!
うん、次いってみよー☆

●ふれあい広場●
広場では対戦相手を探してる子がいるよ。
せっかくだからインタびゅー!
「ふれあい広場はどんなところ?」
『ボクより強い人に会えるところ…かな』
「ユーのヒミツは?」
『…別の世界からやってきたこと』

じゃ、次いってみよー☆

●プリンプタウンホール●
ここはタウンホール。あ、だれかいるみたい。
こんなときはインタびゅー!
「タウンホールはどんなところ?」
『ひとけがない場所…わりとヒマ』
「ユーのヒミツは?」
『とくになし』
ってこのヒト、浮いてて足が見えない?
…見なかったコトにして、次いってみよー☆

●未完の塔●
ここは塔。大きなトリがこっちを見てるよ。
せっかくだからインタびゅー!
「未完の塔はどんなところ?」
『まだ建設中っス。だが、しかし! (PS2版+「多くの」)人々に夢と希望をあたえる場所っス』
「ユーのヒミツは?」
『ヒーローにヒミツをきいちゃダメっスよ』
ゴーゴー ヒーロー! 次いってみよー☆

●プリサイス博物館●
ここは博物館かな?
あやしいクマさんにインタびゅー!
「博物館はどんなところ?」
『ここはプリンプの‘街のきおく’ま』
「ユーのヒミツは?」
『この場所に眠っているま』
クマさんはここで寝てるのかな?
次いってみよー☆

●おしゃれなお店●
ワオ、店の中におしゃれなコウベ!
ここは、とつげきインタびゅー!
「お店はどんなところ?」
『おしゃれの殿堂(でんどう)かしら』
「ユーのヒミツは?」
『あらやだ、ヒミツなんてないわよ』
ナルホド中身もカラッポだしね。
さ〜て、これでプリンプの街の地図が完成!

※街の全景イラスト
みんなであそびに れっチュごー!

月刊 クロマージュ

クルーク愛読の大人向けの「魔導雑誌」。
歴史のコーナーにおかれているのはナゾ。
だれかがこっそり読むためにかくしたらしい。

条件:わくわくとはらはらの全コースをクリアする

※薔薇咲く庭でほほ笑むレムレスの写真
☆特集☆
若き魔導界の星『レムレス』に迫る!

『レムレス』
「今、一番ホットな人物は?」とたずねられたら、私は、迷うことなく彼の名を口にしてしまうだろう。
彼は、私のあこがれでありジェラシーの対象だ。   (編集長談)
※PS2版には以上までの文章なし。以降、ページ送りもずれている(PS2版では全7P)
まだ学生でありながら、その実力は魔導世界の誰もが一目をおく期待の星『レムレス』。
今月号は、なんと彼の独占インタビューです!

クロマージュ:さっそくですが魔導アイテムで 今、一番はまっているものは?
レムレス:キャンデーかな。ありがちだけど奥が深いし応用がきくからね。
     サンデーも僕の好みだけれど。
クロマージュ:他に何かありますか?
レムレス:この棒付キャンデーは最高だね。
     でもこれは、まだ知っている人は少ないみたいだけどね。

クロマージュ:どちらでそれを?
レムレス:わるいね、今はヒミツさ。
     かわりに僕のをひとつわけてあげるよ。ほ〜ら。
クロマージュ:ありがとうございます!
クロマージュ:ところで最近、変身系の魔導を研究しているとか?
レムレス:研究しているわけじゃないけれど。
(PS2版+「アイテムをいろいろためしていたら」)
     自然に身についただけなんだ。

レムレス:いろいろためしてみたけれど(−「いろいろ」〜からここまでPS2版には無し)アイテムと自分と相手の力を引き出しあうことが大切なポイントかな。
     君を魚に変えることもできるよ。
クロマージュ:え! えんりょしときます。
レムレス:えんりょは、いらないさ!
     ふふ、心配しないで。
     ちゃんともとにもどしてあげるよ。
(PS2版には、このレムレスの台詞無し)

クロマージュ:ところでウワサのアイテム『チューのおもいで』についてご存知ですか?
レムレス:それは、僕も持ってないね。
     ぜひとも手に入れたいんだけれど。
     いったいどこにあるんだろうね。(−PS2版はこの行無し)
クロマージュ:そうですか〜
       レムレスさんもご存知ない…
レムレス:僕だってまだまだ知らないことだらけさ。アイテムの世界は広い。

クロマージュ:将来の夢は?
レムレス:それは、言えないな〜
クロマージュ:レムレスさんの今後にすごく期待してますよ!
レムレス:ありがとう、期待にこたえられるかわからないけれど、がんばってみるよ。

(インタビュー終了)
☆うわさ通りにとってもステキなレムレスさん
 ありがとうございました!

※石鹸の泡をまとった裸の女性の写真
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美しい人は『おじゃばぶるせっけん』

クランデスターン文書 1

プリンプの歴史を語る上で避けて通れない一族 クランデスターン家の建物のなぞに迫る。
「紫の間」と「青の間」の研究記録。

条件:広場で10回以上対戦する

【かくされたなぞ】
クランデスターン家の歴史はながく、プリンプの町が成立する以前からこの地の魔導学へ影響(えいきょう)をおよぼしたといわれている。
発見された書類には今なお高度な研究成果が記録されているにもかかわらず、その内容は、まったく(−PS2版「まったく」無し)他の地域に伝わっていない。
なぜ、高度な魔導文化が広まらなかったのであろうか?
さあ、屋敷のなぞに迫ってみよう。
(−PS2版「なぜ、高度な」〜以降無し。「それらの研究と屋敷のなぞに迫ろう。」)

【交流のひみつ】
周辺との交流がなかったプリンプだが、クランデスターン家はその例外だ。(PS2版⇔「その例外にあった。」)
はるか遠方の商人宅から古い伝票が発見され、プリンプでは入手できない物資が大量にクランデスターン家へ送られていたことがわかったのである。
しかし、道もない館へいかにして物資が送られていたのかは、今まで大きななぞのひとつだった。

【転移の魔方陣―紫の間】
長い間プリンプ研究者にも解明できなかった物資輸送の方法は「紫の間」の発見によってついに明かされた。
紫ぷよがあしらわれたじゅうたんの下に、魔導の文様が描かれていたのだ。
これは「青の間」で見つかった資料により、転移の文様(もんよう)であることがわかっている。

【記録の書架―青の間】
膨大な研究記録が眠る「青の間」は天井に青ぷよが描かれた部屋で、多くの書架がパズルのように並んでいる。入るたびに配置が変化するため一度手にした書物をふたたび手に取ることさえできないほどだ。(−PS2版「入るたびに〜できないほどだ。」まで無し)
この部屋が屋敷の秘密を解明するカギとさえ言いえるものの、その書架自体が侵入者を拒む仕組みになっているため、未だ手付かずの図書も多いという。

クランデスターン文書 2

クランデスターン家のなぞに迫る。
「緑の間」「黄の間」「赤の間」についての研究がきろくされている。

条件:フリー対戦を20回以上プレイする

【日時計の温室―緑の間】
「緑の間」は緑ぷよをあしらった装飾の温室で、年間を通してしげる緑が美しく、外のはなやかな庭園とはことなったおもむきがある。
床に並べられたタイルに描かれた文様は、吹き抜けの天窓から射す(PS2版「指す」)光の位置によって、時間をあらわす仕組みになっているようだ。

【無人の居間―黄の間】
黄ぷよ装飾のシャンデリアが吊るされた、大きな居間が「黄の間」である。
この屋敷は街の管理にあるため調査以外の目的で入れないのだが、この建物にだれかが住んでいるという話しがあとをたたない。(−PS2版「この建物〜あとをたたない」まで無し)
近くに住む人々の間では この「黄の間」と次に説明する幻の研究室「赤の間」の窓から人影らしきものを見たというウワサがよく流れているらしい。
(PS2版⇔「近くに住む人々の間では この「黄の間」と「赤の間」で人影を見たというウワサがよく流れているらしい。」)

【幻の研究室―赤の間】
最もなぞが多いのは「赤の間」だ。(PS2版⇔「「赤の間」である。」)
研究室として邸内の記録に存在し、建物の外から赤い部屋が見えるにもかかわらず、中からこの部屋へ進入できた者はいない。
たびたび人影が目撃されていることから、高度な魔導の術を用いることで中にはいることができると考えられている。今もその部屋に住人がいるという説は研究者も主張している。(PS2版⇔「住人がいるという説もある。」)

【沈黙の博物館長】
最近の調査で「青の間」の本からプリサイス博物館(PS2版⇔「プリンプ博物館」)の古い蔵書票が見つかり、プリサイス博物館からも屋敷の研究書が発見され、屋敷の住人と交流のあった者がいることが証明され、話題となった。(−PS2版「屋敷の住人と〜証明され」無し)
当時を知るはずの館長はコメントをのべなかったものの、これは、どのような住人であったか知るための有力なヒントと言えるかもしれない。

【主の意思】
これだけ高度な魔導を用いる者なら、今後も我々の侵入を拒むことも可能なはずである。
クランデスターン家の主はあえてその沈黙を終え、少しずつ姿を明らかにさせているように思える。
我々はそのささやかな声に、耳を傾けなくてはいけないだろう。
さらなる魔導学の発展のために。(−PS2版「さらなる〜」以降無し)

アルカ史 上

プリンプのはずれには、小さな街にふさわしくないほど立派なアルカ遺跡がある。
その遺跡の研究報告の上巻。

条件:とことんモードを10回以上プレイする

【アルカ史をひもとくために】
考古学(こうこがく)は歴史学の一部であり、文字資料の少ない時代の文化を発掘(はっくつ)した事象(じしょう)から解析(かいせき)する学問である。
その解析において、常に想像力は欠かせないものといえる。
このアルカ遺跡の調査と解析が、歴史全体の1つの糧(かて)となれば幸いである。

【調査の開始】
まずはアルカ遺跡の発見からふれてみよう。
大規模な遺跡であるアルカは、以前から存在を知られてはいたものの、本格的な発掘調査が行われたのはごく最近のことであった。
(PS2版「それまでに」)伝えられていた口承(こうしょう)や発見された資料をもとに、近隣の街からの調査団を迎え、全容を明かすための大がかりな調査が開始したのは、5年前の事である。

【姿を見せた伝説】
調査団の発掘には最新の魔導が用いられ、地中にうずもれていた部分を
ふくむ全容が少しずつ解明された。
プリンプの街の成立よりもかなり前に造られ、広さはプリンプの街と同程度もあることが判明した。(PS2版⇔「同程度もあった。」)
内部を調査すると、同年代の遺跡に比べて戦いのための設備が皆無であり、高度な住環境を整えていたことがわかった。

【生活のための構造】
遺跡内にパイプラインを通し、外に出ることなく周辺の豊かな土からうまれる農産物、そしてミル海岸からえられる海産物資源を、直接利用できるように設計されていたのだ。
そのような高度な都市の設計を実現するには、現在と同等、もしくはそれをはるかに上回るほどの魔導が(PS2版⇔「もしくは以上の魔導が、」)、当時のアルカで(PS2版⇔「当時に用いられて」)用いられていた事がうかがえる。

アルカ史 下

アルカ遺跡の研究報告の下巻。
内容をよみすすめるにつれ、それが神話なのか事実なのか、なぞを深める内容にみちている。

条件:とことんモードを20回以上プレイする

【石盤のなぞ】
近年発見された石盤(せきばん)の中には、すでに解読されたものと同年代にも関わらず、まったく異なる文字・配列のものがある。
これらは‘あたらしいなぞの石盤’として大きく取り上げられ話題となった。
この‘あたらしいなぞの石盤’の解読にはまだ至っていないが、彼らが用いた魔導を知る手がかりとして期待されている。

【異人の静かな生活】
全く異なる文字を扱う文化から、我々の先祖ではなく「異人」と考える説が今は有力だ。
建物は、生活に重点がおかれ全く外壁がない点から、遠方からプリンプを攻めるために建てられた‘とりで’とは考えにくく、どこからともなく現れた彼らは、プリンプの人々に気づかれることなく、ひっそりと(PS2版+「おだやかに」)生活していたと考えられる。

【終末のアルカ】
豊かなアルカの歴史は、天災によりとだえた。
ミル海岸沖にある海底火山の噴火により発生した地動により、アルカは大津波にのみこまれてしまったのである。
遺跡から人骨が発見されていないことから、人々は事前に逃げることができたと考えられているが、有名な‘タトゥーンダの浄化’の‘神かくし’との関連研究もある。(PS2版⇔「‘神かくし’と関連づける研究報告もある。」)

【終わらないなぞ】
では、津波の前に脱出したアルカの人々はいったいどこに消えたのか?
アルカ遺跡の外に、彼らが住んだことを示すものは全く残されていない。
未だ解明できないメッセージがあるなど、アルカのなぞは終わるところを知らない。これらは、熱心な考古学ファンのみならず、今後もひろく注目される話題となるだろう。

ヒーロー伝 クラッシュ

ほほうどりが、たった一人で塔の建設を開始したその高い志(こころざし)と、計画から着工に至るまでの野心に満ちた手記。

条件:天空の階段をプレイ、最高記録が5階以上

【ヒーロー立志伝】
オレっちが塔を建てる壮大な計画へのり出したのは海よりも深い理由があるっス。
オレっちが少し前に読んだある本に こんなことが、かかれていたんスよ。
「アルカ遺跡(いせき)の柱には、まだ解読できないメッセージがある」
…ピンときた!とはこのことっスね。
‘ヒーローのカン’の知らせっスよ!(PS2版⇔「‘ヒーローのカン’が知らせたんっスよ!」)

【ヒーロー冒険伝】
アルカの遺跡に行くと、本にのっていた見たこともない文字がカベにも床にもいっぱいあったっス。
カベから飛び出す矢、通路から転がる岩をハヤテのようにかわしてオレっちは奥へ、奥へと、進んで行ったんスよ!

【ヒーロー発見伝】
暗い通路でちょっと迷ったんスけど、オレっち、ヒーローっスから!
トーゼン愛と勇気で乗りこえたっス。(PS2版⇔「乗りこえたっスよ。」)
(PS2版+「そのまま」)光がうす明るくさす方へ進むと、そこには広い部屋があったっス!
くずれた天井から真昼のおてんとさまがまっすぐに広間の中央に差しこんでいて、みょうな文字がキラキラ輝いて見えたっスね。

【ヒーロー開眼伝】
オレっち、よーくメガネをふいて見たっス。
こーゆー時、古代人からのメッセージがヒーローには読めちゃうものなんスよ!

ほうほう … ほうほう …
ほうほう … ほうほう …
(PS2版⇔「ほうほう … ほうほう … ほうほう」)

わかったっス!!

ヒーロー伝 ファイアー

狂人と天才とヒーローは、紙一重である…
いつかヒーローとして歴史に名を刻む為に、今何をするべきか、時代の先を見つめる野望の書!

条件:天空の階段の最高記録が50階以上

【ヒーロー解読伝】
古代ホホウ人のメッセージによると天に届く塔を建てることで太陽のパワーとみんなの想いを1点に集中させ‘ホホウパワー’に変えることができるらしいっス。
ますますきびしさを増すこれからの戦いこの、パワーアップにすべてをかけてやってみるしかないっスね!

【ヒーロー決意伝】
これは日々、戦いに明け暮れるオレっちへ古代ホホウ人からの伝言みたいっスね。

ありがとう…古代ホホウ人!
この試練…オレっち、のりこえてみせるっス!

【ヒーロー地祭伝】
まずは地祭からはじめるっスよ。
四方にぷよをおいて…
ホーウ・ホホ・ホッホー
ホホウ・ホゥ・ウッホ!
ホーウ・ホホ・ホッホー
ホホウ・ホゥ・ウッホ!

…これでいいっスかね?

【ヒーロー建築伝】
まだ塔の建設ははじまったばかりっスけど、オレっちには夢があるっス!
…それはプリンプのみんながシアワセにくらすことっスよ。
そのためには、オレっちがヒーローとなりプリンプの平和を守らねばならないっス!
毎日がんばって塔を建てるっスから、これからもおーえんをよろしくっス!!

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