世界で最も有名な童話の一つ。

『グリム童話』としての印象が強いせいか、ドイツ固有の物語のように思われているフシがあるが、実際はそうではない。

>>参考 【童子と人食い鬼

赤ずきんちゃん>>物語を読む

  1. 女の子が森に住む祖母の家に食料を届けに行途中、人食いに会う。人食いは先回りして祖母を食べる
  2. 女の子が家に行くと、人食いが祖母に化けて待っている。
    • 人食いとの食事と就寝。偽者の祖母の顔や体つきは異様であり、怪しんだ女の子は問答する
  3. 寝床の中で人食いが正体を現して女の子を食べようとする。結末
    1. 女の子は人食いから逃げて救われる
      • 「トイレに行きたい」→走って逃走、逃げ切る
    2. 女の子は人食いに食べられる。救われない
    3. 女の子は人食いに食べられるが、猟師が人食いの腹を割いて女の子と祖母を甦らせる


狼ばあさん>>物語を読む

  1. 外出した母が途中で人食いに出会い、食い殺される(この段が無い話も多い)
    1. 突然食い殺される
    2. 美味しい瓜を取りに行こう、散歩に行こうなどと誘いだされて →【三匹の子豚】
    3. 髪の毛をといてやる、と言って後ろから頭を傷つけて殺す →[三つの愛のオレンジ
    4. 持っていた食べ物、服、手足など、追いながら少しずつ食べていく →[牛方山姥
  2. 女の子(子供たち)が留守番をしていると、人食いが母または祖母に化けてやってくる
    1. 子供たちは怪しむが、人食いの作り声と変装にだまされて家に入れてしまう
    2. 人食いとの食事と就寝。人食いは一番小さい子供を食べてしまい、指だけ食べ残している
  3. 寝床の中、もしくは台所(隣室)で人食いが正体を現して女の子(子供たち)を食べようとする。(子供の何人かは食べられてしまうが、残った)子供たちは人食いから逃げ、倒す
    1. 「トイレに行きたい」→木の上に逃げる
      1. 人食いは木の下の水に映った子供たちを本物と勘違いし、自ら水に飛び込んで溺れ死ぬ
      2. 天から紐が降りてきて、子供たちはそれに掴まって天へ。真似した人食いは紐が切れて落下し、死ぬ →【天道さん金の鎖】
    2. 木に登り、良い景色が見える、美味しい果物があると言って人食いを誘う
      1. 引き上げてやるからと、人食いを籠に乗せて木の上から引っ張る。途中で落とし、人食いは死ぬ
      2. 果物を投げ落とすから口を開けろといい、人食いの口の中に刃物か焼いた石・金属を投げ落とす。人食いは死ぬ
    3. 人食いを家に閉じ込め、近所の大人に頼んで退治してもらう
    4. 本物の母親が帰ってきて、人食いの腹を割いて食べられた子供たちを救い出す。人食いは水に落ちて死ぬ【狼と七匹の子ヤギ


赤ずきんちゃんのあれこれ>>文章を読む

 赤ずきんちゃんに関する雑学あるいは考察?




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