「道草異聞」のあとがき

 小説のレベルに達していない骨と皮ばかりの粗筋ものに後書きを付けるのは抵抗があるのですが、一つ注意しておかねばならないことがあるので、あえて書く事にしました。

 この文はPC-98用ゲーム「魔導物語 道草異聞」の話の筋をほぼそのまま書き落としたものですが、しかしゲームにかなりのアレンジを加えてもあります。(この前の粗筋ものである「魔導物語2、3」もそうなのですが)
 最も注意すべき点は、ゲームには全く登場しないキャラクターを登場させているということです。
 ルルー、シェゾはこのゲームには全然登場しません。
 また、魔物達とのやり取り、会話もほぼオリジナルになっています。
 そのままなのは、迷宮の構造と宝箱の位置、中身だけと言えるのかもしれません。

 元々、このアレンジ物語は「DARK WIZARD」(私が書いた最初の魔導「小説」)より前に考えていたものでした。
 今回のこの作成にあたり、改めて「道草異聞」をプレイしデータを作成したことで、初めてこの迷宮が「時の迷宮」であるという事実に気づき、その点がとても有意義だったと思っています。

00.6/18 すわさき

とっぷ

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