数年前にやってきたサタンは
せかいをせいふくするために

いだいなる力と美ぼうを使い
ちゃくちゃくと女の子のファンを
ふやしていきました。

しかしここ魔導村に１人だけ
ファンクラブに入るのを
いやがった女の子がいました。

彼女の強い魔導力と
ファンクラブにはいらない
いがいさに、

サタンはいつのまにか
彼女のことを好きになって
しまいました。

そんなある日、サタンが
いつものように彼女に
あいにいくと

彼女はとんでもないことを
いいだしました。

「わたし、こんど
けっこんするんです。」

サタン「なっ、なんだと！？
だれだ、そいつはッ！」

「わたしのおさななじみの
人です。

だから、ごめんなさい。
でも、けっこんしきには
きてね。」

彼女のけっこんと
あとにおこったあるじけんで

サタンは１年あまりも
ねこんでしまいました。

そのためファンクラブの
女の子もほとんど
いなくなってしまいました。

それから１年。

ショックからたちなおった
サタンは魔導村で

たのしそうに歩いている
ふたりを見てしまいました。

「ゆ、ゆるせぬ！
わたしを　ふこうのどんぞこに
おとしておきながら・・・

おまえたちにも
わたしとおなじくるしみを
あじあわせてやるぞ！！」

サタンは　ちかいをたてて
そらへときえていきました

それから５年・・・