PC98版なぞぷよについて (寄稿/クッキー王子)
キャッチフレーズは、「時の女神と、賢者に挑戦!!」
…時の女神と賢者の2名に挑戦するのか、時の女神とともに、賢者へ挑戦するのかどっちなんだろう? それに、時の女神は分かるけど賢者って誰?
このゲームのフィールドには時の女神と賢者らしき人物が描かれております。そして、この賢者は時の女神とともにぽけっとぷよぷよSUNのギャラリー、タロットのイラストに使われました。時の女神がハイプリーステス、賢者がハイエロファントです。
そんなドマイナーなキャラを使うくらいだったら、デビルのイラストに、インキュバスでなくデビル君を使って欲しかったかな…
おまけとして、社長のおおぶろしき(箱ではMOOの大ぶろしきになってます)という社長のイラストの入ったピンクの風呂敷が付いています。
DiscStation100万本とかぷよまん100億などと書いてあり、今思うとまさに大風呂敷。(笑えない…)
このゲームには、
の4つのモードがあります。ぷよ通で例えるなら『なぞぷよ』はノーマルモード。「せめぷよ」は通モードといった感じです。
『なぞぷよ』は魔導中学校に通うアルルが進級と卒園を賭けてなぞぷよ勝負に挑む物語。全100問。
「せめぷよ」はストーリーもデモもありませんが、『なぞぷよ』よりも難しいなぞぷよが待っています。こちらも全100問。
合計200問のなぞぷよが存在することになります。
「えでぃっと」は文字通り自分でなぞぷよを作るモード。
「でーたろーど」はDSのなぞぷよを読み込むことが出来ます。DSvol1〜3までのPC98版ぷよぷよのデータを流用したなぞぷよも読み込むことが出来ます。よって、このゲームはPC98版の仕様(とバグ)を受け継いでいます。
説明書より
ぼくアルル。
魔導中学校の新入生。
自分で言うのもおかしいけど、
一人前の魔導師になるために
すごくがんばってる。
この学校の試験はむずかしいけど
ぜったいに卒業してみせるぞ。
キャラクター紹介
アルル・ナジャ
いわずと知れた本ゲームの主人公。現在は、魔導中学校に通っている。
謎の先生の申付けで、「ファイヤー」の声も高らかに、進級と卒業をかけてなぞぷよを解く旅にでる。もはやぷよを消すことに何の罪も感じない様だ。
彼女の将来が心配…
カーバンクル
こいつは人が一生懸命パスルを解いている隣で、ちょこちょこ踊ってばかりいて、ちっとも手伝おうとしない困った奴だ。それがかわいいので怒るにも怒れないし。
実は世渡り上手なのかも…。
ぷよぷよ
今度は初めから積まれてしまっている我らがぷよ。一方的に消されるだけの運命となってしまった彼等だが、しっかりと主役の座はキープしている。
目だけのくせに、なかなかしたたかな奴だ。
キャラクター紹介のページでのキャラのイラストはMDやSSのぷよ通で使われた壱先生のものがそのまま使われています。恐らくぷよ通と平行して開発されたのではと思われます。発売3ヶ月ほど前のDSvol.3に11月発売予定と書いてありますし。GG魔導IIの発売とPC98版なぞぷよの発売のちょうど中間ですね。
最後になりますが、このゲームにはちゃんとサンプリングが入ってます。勿論、「ぶれいんだむど」と「じゅげむ」は無く、5連鎖目で「ばよえ〜ん」ですが。